HOME > FD3S GTウイング取付け

FD3S GTウイング取付け


今回は先日行ったFD3SのGTウイングの取付け作業のご紹介です。

以前当店で購入していただいた、ミッドナイトパープルにオールペンしている車両です。

ウイングはオリジン製の1700mmもので、オーナーが通販で購入したものです。
他店と違い、持込みでも嫌な顔ひとつしないでつけるのが、当店でございます。全然大歓迎ですよ♪
まずは、足の位置決めから。

あれっ・・・このウイング、この車に付けようとすると、足が浮いちゃって付かないぞ・・・

どうしよう・・・暗い表情のオーナー

それじゃぁ加工して、ウイング側の取り付け位置を変えちゃえ!

そうしてください! と、オーナー

きちんと測定して穴あけをします
ガゴゴゴッグァ~とドリルで穴をバンバンあけます。

このように固定用の穴があきました。
同じように反対側にも穴をあけます。
取り付け時にはこの穴から水が入らないようコーキング処理をし、、足の取り付け部にはゴムシートを挟みこみ、角度修正をします。
こうする事で確実な取り付けが可能になります
このロン毛の方がオーナーのK君です。
前回の筑波サーキットでは、思いのほかタイムが上がらず、頭を丸めて反省するような事を言っておりましたが今だにロン毛のままです

私はよく知りませんが、ジャン何とかというバンドだかアーティストのファンみたいです。
先日の食事会では経理のおばさんにずうずうしいK君と名づけられました
とりあえず仮固定の様子・・・

裏側からナットで固定してみた様子です。

そのままでの固定では、ゲート部が凹んでしまうので、ココに広い面積の厚めのプレートを挟み込んで、凹み対策をします。

これらを行わないと、本来の性能は発揮できません。
ドデカイ!?ウイングを足にのせてみました。

何とか固定用ブラケットも固定出来そうです!

それにしてもこの強化FRPステーってのは何とも微妙な感じ・・・

何がって? そりゃぁ強度ですよ

普通は金属製ですからね・・・
ブラケットも四苦八苦しながらでしたが、何とか固定に成功!

足の部分にゴムシートを挟んでないので若干角度が開いてますが、あくまでも仮固定なのでOKとしましょう。

ロン毛のK君、次に登場する時は期待に応えてハゲ姿を披露してくれるでしょう。

みんな待ってるぞ!ハゲっ
翼端板を固定すればとりあえず形にはなりそうです。

実は初めは自分で付けるからアドバイスをしてくれとの事でしたが、結局無理と判断して、ほとんどの作業をこちらで行いました。

さぁだんだんあたりは暗くなってきました。

面倒くさいから今日このまま帰ります・・・おいおい!まずいぞぉ!
一応このような感じで取り付ける事が出来ました。

後日プレートとコーキング処理を行います。

結果的にはFD3Sは一般的な汎用品では固定は難しいかもしれません。
なるべく端の方が足の角度が良いようです。

でもやっぱりカッコいいね♪