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FC3S HIDキット取り付け


最近見かけなくなってきたFCです

でもこのFCメチャメチャ綺麗なんです

オーバーホール&オールペン、各部消耗品の交換を全てと言っても過言ではない位、手を入れたFCです

購入価格も180万とか!

そんなFCに、今回はHIDキットを取り付けします
因みに私は大のFCファンです♪
今回使用したのは、DELTAのデュアルフォーカスというHIDキットです

売価も¥73,500とかなり高価ですが、全体的にバーナー(バルブの事)の長さが短く、FDとかFCのようなリトラ車には都合がいいので、これを選択しました
何といってもデュアルフォーカスの1番のウリは、御覧の様に発光部が2つあるという事です

H4の場合、ノーマルの場合はフィラメントが2つ付いており、Hi/Loの切替でそれぞれが点灯しますが、HIDの場合は、バーナーを前後にスライドさせる事でHi/Loの切替を行なうのが最もポピュラーな方法でした。

しかしこれは純正と同じ様に切替でそれぞれが点灯するんです
さてそれでは取付けです

まずはヘッドライトのカバー類を外します

そういえば昔、ライトの下の配線処理をしていたら、部下に開閉スイッチを回され、腕を挟んだ事があったなぁ・・・
純正のカプラーです。

でもFCマニアならここでお気づきになると思いますが、この車、実はレンズユニット交換をしてあります

純正はシールドビームといって、レンズとバルブが一体になっているため、球切れした場合はそっくり交換なのです

この車にはレイブリックのレンズに交換してありましたので、交換が可能なのです
固定用の金具できちんと付け替えます

リトラ車のポイントは何といっても、この取付け面より後ろ(配線側)の寸法!

ここが長いと、開閉時に干渉してしまいます

固定タイプなら多少長くても何とかなりますが、リトラ車はここが重要です
雨水混入防止のゴムをきちんと着けて、防水対策を行ないます


この状態で純正より短くなっているのが解りますか?
DELTAのHIDの最大のウリは、バラストへの電源供給方法が、とても簡素化されているため、取り付け作業性がとてもいい事です

直接ヘッドライトの電源線からバラストに電源を送ります

通常はバッテリーから電源を引っ張ってきます。

しかし、一部電圧が不安定な車種は直接バッテリーから供給します
運転席側は、エアクリBOX下にしまいました

パッと見た感じではどこに付いているか解りません
助手席側は、配線の長さ等検討した結果、ここになりました

バンパー内でも良かったのですが、リトラを開けた時にもろに水の影響を受けやすそうなので、安全性を重視してここに決定!
取り付けも終了して点灯チェックも終わりました!

そして暗くなるまで待ち、明るさの確認をしました

さすがHID!  

色が綺麗ですね!♪
気になる明るさはこんな感じです♪

とっても明るいでしょ?

光軸の調整はしていないので、これできちんと調整すれば、もっと良くなることでしょう♪

それにしても明るいですねぇ
因みにこのFCは輸出用のパッシングレンズが装着されていました

国内仕様はここがポジションですが、輸出仕様はパッシングしてもリトラが開かず、この様に光ります

昔私のFCは配線加工して、ライトスイッチは点灯消灯のみ行なう様に、そして開閉スイッチで開閉を行なう様に加工していました。
でもこのままだと走行するにはちょっと暗いんだよね・・・ あぁ懐かしいなぁ