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今回は突然クラッチペダルが、奥に入ったまま戻ってこなくなってしまったFD3Sの修理です
しかも初心者マークですよ・・・
何故ならこのお客様は現役高校生!
しかも女子高生! ジョシコウセイ!!
本物のJK(ジェイケイ)ですよ!
ちなみにOPT2に乗っている彼女です |
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ただのFDではありません!
Rマジックさんで購入したコンプリートカーですよ!
インタークーラーはもちろん、フルバケ・ブーストアップ・LSD・強化クラッチ・ボディ補強と徹底的にチューニングしてある、凄い車です!!
これをカワイイJKがドライブさせてるなんて誰が想像つきますかっ!? |
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さて、壊れた原因はクラッチホースのパンクです
FDはここがウィークポイントで、走行距離がかさむとホースがパンクしてしまいます
パンクすればフルードが溢れ出し、油圧が全く掛かりませんので、ペダルも戻ってこないのです |
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JK指定のRマジックさんのクラッチホースを速攻で取り寄せて修理にかかります
FD3Sはクラッチとブレーキのマスターシリンダーのフルードタンクが共用となっているので、ついでにブレーキのエア抜きをする事になりました
そこで当店では良く出るRGのDOT4,2を使用することに。 |
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ステンメッシュのホースで丈夫に出来ています!
これはブレーキホースも同じ事ね♪
付属のゴムホースをホースに巻きつけて準備完了です |
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下から移した図です
ブラケットの溝に合わせてホースの固定をします
この付近にはホースからまき散らされたフルードがベッタリしていました・・・
きちんと接続して漏れの無いようにします |
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続いて上から撮影した画像
圧力センサーすぐ横のジョイント部のブラケットに固定。
こちらもきちんと固定して取り付け完了です!
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これでホースの交換はOKですが、この後はエア抜き作業です。
FDは運転席側にタービン等、排気関係がくるので、足元が凄く熱くなります
ブレーキとクラッチのマスターシリンダーはフロントパイプの上にあるので、真夏の走行はきちんと断熱しないと怖い思いをします
特にFCはよくトラブルに見舞われました |
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購入した時からLSDが装着されていたにもかかわらず、デフオイルの交換を一度もした事がなかったので、交換する事になりました。
噂によると、カーボンLSDが装着されているとか・・・
因みにカーボンLSDはオイルメンテナンスを怠るとリングギアをはじめ、ベアリング類全てを破損させてしまいます |
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出てきたOILはなんとも綺麗なオイルでした!
この時点でメタルLSDと判明!
良かったですね~♪
メタルタイプなら定期的なオイル交換だけでOKですし、ベアリングを傷める事もありません。
オメガOILと同じ工場で生産されているジータルブの85-140を入れます |
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無事にエア抜きも終わり、これで作業は終了です♪
それにしてもカワイイJKがこんな凄い車に乗っているなんて本当に凄いよね?
因みに彼氏はちゃんといますので!
赤いFDの彼ですよ~♪ |