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SWIFTスポーツ 足回り交換


今回は先日行ったスズキSWIFTスポーツの足回り交換作業のご紹介です。

なんでも各サーキットを大暴れして記録を塗り替えると宣言していただけに、絶対足回り交換は必須との事。

何しろノーマルは曲がらない!といつもぼやいていたオーナー。
今回もつなぎを着て自ら作業にかかります。

決して当店は作業をしないお店ではありません。あしからず
さて純正フロントサスはこのような感じ。チャッカリというかモンローのショックが着いています。

サスの取り付け方法はアッパーマウント側が他車には多くみない取り付けのものの、下側はいわゆるシルビア等ストラット式でした。

あとで思った事ですが、ここでモンローのマジックキャンバーをつけておけば良かった・・・

続いて外した純正とHKS Sコンパクトとの比較です。あきらかに長さが短いです。
ダンパーの太さも凄く太くたくましいです。怖がりのオーナーの良き用心棒にでもなってくればいいなぁと感じました

作りもきれいでウットリするくらい美しい仕上りです。

オーナーは車両価格の1/10位する高級な物を購入してしまった!と叫んでおりました。
ゴム式のアッパーマウントを再利用していざ取り付けにかかります。

見るからにひ弱なオーナー。

手足がプルプル震えています。

写真撮影をしている私もつい手を出してしまいそうでした。
それでもオーナーは自分でやる!と一言。

さすがDIYの達人!頑張れオーナー!
そこへ突然何やら怪しい人物が登場!しかも大きな罵声を浴びせております。
聞くことによるとどうやら職場の上司らしい・・・
部下がこの日ここで作業を行うことを聞いていたらしく、作業の様子を伺いに来た模様。

結局ここでも叱られっぱなしのオーナー。これでは職場と同じじゃないですか
かっこ悪いところ見られちゃった・・・とポリポリ頭をかいていました。
さてお次はリアです。リアは簡単です。

左右のショックを取り外せば、簡単にバネが外れます。

フロントとは違い、あっという間に外してしまいました。

この場面を見ていてもらえたら褒められたのにナー・・・とオーナー談
とりあえずイップクのオーナー。
ここまで約一時間。
そんなに怒られるほど時間はかかっていません。

この時、親友のアナコンダさんがやって来て、アレコレとアドバイスを・・・

せっかく自分でやろうとしてるのに、アナコンダのやろぅ・・・もう俺はお前なしでも出来るんだ!とブツブツ言っておりました。

ハイ!もう付いちゃっています。

ミニバン系によくある取り付け方です。

車高調整時はバネを外さないと出来そうにありません。

俺くらいシビアだとこういう所をもうちょっと考えて欲しかったなぁと一言。

ちなみに前のFDの時は走りの事よりバンパー変えて当ったから調整したんじゃなかったでしたっけ?
部下の作業も終わりに近づき、無事を確認したところで上司様のお帰りです

この上司、なんでもマニアになってしまうらしく車は34GTRのNURですし、ここに写っているチャリはカーボンフレームの50万も60万もする高級チャリらしいです。タイヤもコンチネンタルの超~細いのが付いておりました。

ホームセンターで売っているチャリでさえスタンド着いているのに、これには着いていないので、転がすか立てかけるしかないそうです。
さぁもうすぐフィニッシュです。慣れない手つきでホイールを装着・・・

何も考えずにクロスレンチで回すところあたりはやはり素人です。

ナットの周りが傷だらけに・・・

パッと見RE30にも見えるホイール( エンケイ製リバッツァ とっても安くてカッコいいよ )を取り付けるとあきらかに前後共ショートストロークのため、フェンダーとのクリアランスが狭くなっています
早速試乗に向かうオーナー。

前回の画像と比較してだいぶ車高がダウンしてる事にお気づきでしょうか?

アライメントはまず慣らしをして、スプリングの初期なじみが終了したら取ろうということになりました。

でもだいぶトーが狂っているらしく、少し走りにくそうです。早くアライメント取れるように慣らしをしてくるねと言って去っていきました