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FC3S触媒パイプ加工作業


今回は先日行ったFC3SにパワーFCを付けた車の触媒及びパイピングの変更です

このFCはエアポンプレス公認を取得する為に日産用の触媒が付けられていました。

しかもウェイストゲートの配管がフロントパイプに戻されているのですがあまりにも酷い!のです

なんてったって20パイもありません
取り付けられた状態はこの様な感じ。

少し
前側が垂れ下がっています・・・

これらを効率良くする為に変更です
見た目にも綺麗な部品たち。

サードのメタル触媒&マフラーフランジ

HPI製の80パイ曲げパイプ

HKS製の42,7パイ曲げパイプ

トラスト製ウェイストゲート用ガスケット&フランジ

これらだけでもざっと10万円も近くします!
イメージ的にはこの様に必要な部品たちを適当な長さにカットして組み上げて溶接していきます

あまり深く考え込みすぎると中々終わらないのでカンとセンス?のいる難しい作業です
因みにサードの中身を覗いてみました

粗めに出来ていていかにも効率良さそうです

特にロータリーは排圧も排気温度も高く、触媒に負担がかかります

純正の触媒でハードに走ると中身がボロボロになっている車をよく見ます
おそらく32GTRと見られる触媒。

はっきり言って汚いし細かいです。

これでは高出力を望むのは無理でしょうね・・・

とりあえず触媒とマフラー側を固定して、フロント側の製作です

適当な長さにカットして、少しずつ合わせていきます

パイプとフランジを点付け溶接して角度・長さを確認し、OKだったら本溶接していきます

メインのパイプはこんな感じで決定です

ゲートの向きを今までの後ろ方向から右真横に変更です。

ここは真四角のフランジなので入替えだけでOK。

っていうか本来こっちの向きでしょ!?

だって今までの向きだと、ど~考えてもメインパイプと当たっちゃう・・・
御覧頂いているのは、ゲート用パイプです

こんな細い (フランジのボルト穴よりかなり中央に穴位置があるでしょ?) パイプで、あのロータリーの排気を抜ける訳がないでしょ!

これでは絶対ブースト制御が無理だよ

左の42,7パイでピッタリかもうチョット太くてもいいかな?って感じです
これが元々付いていたパイプ。

因みにゲート用フランジのガスケットは入ってませんでした・・・

超~いい加減だなぁ・・・怒!!

とりあえず公認取得の為はいえ、あまりにも酷いよね・・・
この様な感じに作ってみました♪

これならおそらくブーストも1キロ位までなら何とかなるでしょ♪

そもそもそんなにハイブーストかけれないしね。

でもきっとブーストも安定してくれると思います
先ほどのゲート用パイプはここに接続されています。

なるべく排気抵抗にならないように出っ張りも削って平らに仕上げてあります。

ついでにA/Fセンサー取り付け用ボスも溶接しておきました

これで後々セッティングが出来ます
製作するのにちょっと時間が掛かってしまい、外はすっかり暗くなってしまいました・・・

とりあえずこんな感じです。

この後パワーFCの設定を少し変えて試乗しましたが、かなり良くなっていました♪音もそれ程大きくなかったし♪

でもインジェクターがノーマルなのでせいぜい掛けても0,5キロ位・・・
次は燃料系ですね
前回お伝えするのを忘れていたのでここで公開です。

えたいの知れないくびれて曲がった細いパイプで出来ていたインテークパイプをスペースの関係上、取り払う事に。

ピンク線の向きの出口を黄色線方向に変更すればいい角度で効率の良いインテークパイプが造れるのですが、今回は見送る事に。
でも何も無い訳にはいかないので、昔流行った?エアクリーナーを着ける事に。

用意したのはホームセンターで買ってきた台所用のこし網です。

味噌こしなんかもいいですね

茶こしだと細かすぎてタービンの負圧で吸い込まれちゃうんです・・・

適当にカットして湾曲させます
取り付けた様子です。

大きな虫とかは大丈夫ですが、小さなホコリは無理なので、早めにきちんとしたフィルターを取り付けたほうがいいですね!

実は私も昔FCに乗っていた時は同じように付けていました。

新車で買って2年しかエンジン持ちませんでした・・・