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HCR32 AT→MT換装作業風景


今回は私の高校時代からの友人のTちゃんから、HCR32タイプMをオートマからマニュアルへ変更して欲しいという依頼で入庫した作業をご紹介します

Tちゃんはこのオーナーではなく、売り物の車(この人車屋さんです)を改造して欲しいとの事でした

ヤフオクで購入したミッションを当店に直送して、作業をするはこびとなりました
今回もほとんどの作業をジェイケイが行いました

まずはATのシフトレバーを外します

その他はマフラー・プロペラシャフトなどミッションを載せ降ろしする際、外す部品をバンバン外します
お約束のペダルです

ATなのでブレーキがでかいです

ここにマニュアル用のクラッチペダル・ブレーキペダルを取り付けます

その為には取付け部に加工を施す必要があります

詳しくはスタッフルーム 矢野さんの部屋の第1章に詳しく記載してありますのでそちらを御覧ください
加工した様子・・・

そう!クラッチペダル&マスターシリンダーの取り付けの為、ボディの穴あけ加工が必要だったのです

でもこの車は、他の日産車(シルビアとかローレルとか)と違い、既に穴あけはされており、穴を覆う様に金属のプレートが溶接により取り付けられておりました
じゃじゃーん!
見事に着きました!

意外と簡単に着いている様に見えると思いますが、実は結構大変です・・・

しかもこの時期(8月の超真夏日だよっ!!)だから超~大変です!

ぶら下がっている白い物はリバースに入れるとピッピッピと鳴る部分です。
ここは配線処理しておきます
御覧の様にマスターが着いてます

後はレリーズシリンダーに繋がる配管をしてここは終了♪

さぁ次はいよいよミッション降ろしです
エンジン側(前方)からミッションを見ると、フライホイールが見えます(ここに着いているプレートを外してからね)。

フライホイールにトルコン固定用のボルトが3本あります。それを外しておきます
ATクーラー(と言ってもラジエター下部の通路ね)に繋がっているパイプを外します

この車はドレンボルトが無い為、ここでほとんどのATFを抜き取ります

外したパイプはもちろん使用しないので捨ててしまいます
さぁ!準備は整いました

セルモーター、ミッション固定ボルト、ミッションマウントボルト等を外してミッションを降ろします

安全の為にミッションジャッキを使用して降ろします
降ろしたオートマミッションです

それにしても重い!!

マニュアル用より20キロ以上は重いと思います
AT用のフライホイール固定ボルトはこの様にATと記載されています

RB25とかはMTとかになっていましたが、HCR32はなんか品番が記載してありました

さぁ!続きはクラッチの組み付けとマニュアルミッションの取り付けです