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今回は最近ドリフトにハマっているお兄ちゃんの180のパワーアップを目的とした作業です
この180はたしか14万キロも走行しておりますが、今のところ無事?に走り続けております
やはりマフラー・エアクリ・社外コンピューターだけではパワー不足なので、とりあえずブーストアップをすることになりました |
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取り付ける部品はHKS製の強化アクチュエーターとロッカーストッパーです
ブーストコントローラーよりも安く、立ち上がりも速くが可能になります♪
ストッパーは、2速とかで踏み続けてドリフトしてると、どうしても7000回転近くにいっちゃうわけですよ。高回転でロッカーアームがジャンプして破損してしまうSRの最大の弱点です・・・
それを防ぐ為の部品です
これで安心して踏めます!? |
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ヘッドカバーを外したところです。
走行距離の割には綺麗なエンジン内部ですね
オイル交換を定期的に、しかも高級品を使っていれば綺麗に保つことが出来ますよ♪
どんなにこまめに交換しても安物はダメです! 洗浄力とエンジンを保護する性能が低いからです |
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カムの山を逃げる様に出来ているストッパー。下に伸びている足でロッカーアームの支点部を押さえる様に取付けられます。
もしこの時、ロッカーアームやカムに傷があったりした場合はそのまま作業を進めずに、交換した方がいいです
この車の場合は大丈夫でした。きちんといいオイル使ってるもんね
あとはパッキンを交換しておしまいです |
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今回の最大の目的の強化アクチュエーターへの交換・・・
RB系は比較的楽なんだけど、SRはチョット大変です
何故ブーコンを使わないかというと、安さも理由の一つですが、何よりも立上りの速さと安定度合いです!
純正のスプリングレートの低い物ですと、徐々に徐々にスイングバルブが開いていってしまうからです。
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固定用ボルト等を外した所です
同時に回りに付着した油汚れを綺麗にしていきます
それにしても小さいタービンだなぁ・・・
これじゃぁあんまりパワー出ないのしょうがないかな・・・
でも、まずは本来持っている性能を使い切る事が大事でしょ?
だからブーストアップするんです |
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インテークパイプの中は汚れやブローバイで凄く汚かった!
それを綺麗にしました!
こういう所大事です |
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さて、今回はブーストを0,9Kに設定する為、HKSの説明書に記載されている通りの長さにロッドを調整します
左にあるエアを繋ぐニップルに圧力がかかるとこのロッドがニョキッと伸びます。そうするとタービンに着いているスイングバルブを押し開き、ブーストを制御します。
純正はスプリングレートが低い為、ブーストが掛かり始めると、このロッドが排気の圧力で伸びてしまいます。上でスパッと開いて制御すれば中間域はグッとパワー感が出てくるのです |
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この様に着きました!
高回転でキチンと制御出来て、中間(立上り)域ではトルク感がある!
なんとも素晴らしい部品ではないでしょうか?
欠点といえば、ロッド長を変えないとブーストを上下出来ない位かな?
因みに一言!
ブーコンはアクチュエーターの設定値以下のブーストに下げる事は出来ません。
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今回のストッパー作業は私が。
アクチュエーターはジェイケイが行いました。
後は各部の締め付け確認、オイル等のチェックをして終了です
インタークーラーもノーマルでした |
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ちょっとお手伝いしてくれたお兄ちゃん
手を綺麗に洗って、テスト走行へ!!
しかし、しかし!
この後とんでもない出来事がお兄ちゃんを襲う事に!!!!!
180基本コンセプト
基本的にあまりお金をかけずにドリフト仕様を造り、上手くなるのはずが!! |