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EVO9 フロントパイプ交換作業風景


今回はEVO9にTOMEIパワードから販売している、アウトレットコンポーネントという フロントパイプ と アウトレットパイプ(エクステンションともいうね)を取り付けする事になりました!

ただでさえ速いエボ9ですが、更に速くなっちゃいます♪
これがアウトレット。

綺麗に溶接されたステンレス製です

フランジ部も綺麗で質感が凄く高いです

左のが付属のバンテージ(断熱材)を巻きつけたフロントパイプ。

右が純正です

明らかに太さが違います!

期待出来そうな造りですね~
因みに説明書ですと、アウトレット部の遮熱板を外し、O2センサーのカプラーを外しての作業とか書いてありますが、ハッキリ言って無理です!!!

ラジエターとの隙間がとても少なく、工具が入らない、力がかからない・・・

ラジエター・アンダーカバー・インタークーラーパイプ・その他たくさん外さないと出来ません!!

予定外の作業です・・・
更にボルトが固く、ネジが噛んでおり、ひーひー言いながらやっとの思いで外れたアウトレット・・・

各ネジ穴にタップをたてて修正し、(これがかなり大変だった・・・)無事を確認して取り付けの準備が出来ました

御覧の様に下の写真と比較すると、内部がだいぶ狭くなっているのがお解りになると思います!
明らかに違いますよね?

ひーひー言って外した甲斐がありましたよ!

どうせ換えるならここまでやった方が・・・とはこの事を言うのではないでしょうか!?  

内部はスッキリとしていていかにも排気効率が良さそうです

ちょっと分かり難いかな?

右フェンダー側から撮ったものです

何とかアウトレットが外れた様子です


ダンボールでエアコンのコンデンサーを保護しているのです


それにしても狭い!そしてネジが固い車だ・・・
アウトレットを固定してみました!

TOMEIのプレートが見えてカッコいいです♪

ここまで来るのに約半日!

しかもクソ暑い真夏日です・・・

最初からラジエター外せとか書いてくれればいいのにって思いましたよ!

まるで大蛇の様なフロントパイプを固定します
取り付けに関しては、非常に精度が高く、とても綺麗にそして確実に取り付け出来ました!

これが当たり前の事のようですが、ドリフト系雑誌やヤフオクによく載っている格安パーツのほとんどはこの様にはいきません

物凄く精度が悪いので、着かない事もしばしあります
マフラーを付ける時にゴンッ!って頭にマフラーをぶつけていたジェイケイ・・・

ジェイケイは夕べ自分の家のパソコンで、ランエボのアウトレット交換について勉強してきたらしい・・・

社長!この作業、メチャメチャ大変って書いてありましたよ!

うん・・・まったくその通りだジェイケイ
この様に付きました!

後はサブフレームやアンダーカバーをして下回りは終了です

右側に見えるミッションにはたくさんのヒートシンクが!

まるで空冷エンジンの様でした
お客様の希望で、冷却効率の高いLLCを使用してくれとの依頼で、このレーシングギアのパワーLLCを入れる事に

通常のLLCと同様に2年ほど使用できるし、消泡性(あわ立ちが少ない)に優れています

普通のLLCですと、高回転時にウォーターポンプでかき回すと泡が発生します。それが水温上昇のきっかけなのです
ヒーターホース部から水道水を送り、水路の中に残ったLLCを綺麗にします

エボはエンジン側に水抜き用のドレンが無い為エンジンブロックに水が残ってしまいます

なのでエアを送って可能な限り水を吐き出して、なるべくほとんどこのLLCになる様にします

後はじっくりとエア抜きをして、作業は終了です
エキマニのカバーが着いてしまうので見え難いですが、ちょっとしたエンジンルームのドレスアップにもなりました!

もしこれをみたランエボオーナーさん!

絶対ついでだからラジエターとかサーモスタットとか一緒にやった方がいいですよ!

絶対に外さないと出来ないもん