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JZX100タービンブロー


常連のMくんのチェイサーです

加速時にプーンっていう大きい音がするという事で入庫しました

おそらくタービンブローですね
エンジンは丈夫で有名な1JZですが、タービンは決して強くなさそうですね

同系の110系なども弱いで有名です


アクセルを強く踏むと明らかにプーンって音がします

結構多く見る症状ですね
タービンブローってことは間違いないという事で、早速タービンを降ろします

エアクリやパイプ類をバンバン外します
あともうチョットって感じに見えますが、まだまだ外れてはくれません
このエンジンは、なんといってもタービンの直後に付いている触媒を外すのが大変です

ナットがロック式になっているようで、かなり硬くなっています

なんとか外れてくれました
ここまで外れないと外せません
エキマニも外します

そうして上から引き抜きます
外れました!
シャフトのガタは殆んどなく、インペラーとハウジングの干渉も無さそうでした

どこがダメなのかなぁ?
さて!リビルトタービンの登場です

元々付いていた配管類は再利用します

しかしその部品に詰まりがあると、それでまたブローしてしまうので、キッチリ洗浄しておく必要があります
こういうボルト類も徹底的に洗浄します

あとは逆の手順で組み立てます

傷つけないように気をつけながら取り付けします
最後に新品のオイル・エレメント・LLCを入れてエンジン始動です

キッチリエア抜きをして、オーバーヒートしない様にします

気になる異音は全くなくなり、とても調子良さそうです

あとは慣らしをじっくりやってもらえばOKです