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FD3Sスタビブラケット交換etc


今回は常連Oクンの紹介で来店したFDのKクンです

足回りやエンジンの調子がイマイチ良くないという事で入庫しました
まずリフトアップして発見したのが、FDの定番のスタビリンクの曲がりでした

下回りをヒットすると、スタビを固定しているブラケットが潰れて歪みます

そうするとリンクがグニャって曲がってしまうんです
ここが明らかに傾いているでしょ?

スタビはそうは簡単には曲がりませんので、明らかにブラケットの歪みが原因です
そこで登場するのが、RE雨宮のスタビブリッジバーです

剛性のない純正ブラケットに代わって、分厚い鉄板から出来ているブラケットを左右で連結してロアアームバーの様な効果を出してくれる優れものです

下に見えるのは純正のリンクです
因みに曲がっている所の拡大写真です
左のは曲がっていないので、正常に付いています
曲がっているとラジエーターもきちんとマウントできません

グラグラしています・・・
これが付けばもう大丈夫!

多少ぶつけても曲がる事はなさそうです
曲がってしまってますねぇ・・・

正直言って、かなりのFDがこうなっていますけどね
しっかりとグリスを塗ってきちんと取り付けします

これでリンクを換えれば終了です
その他、調子の悪そうな所を探していきます

直接調子とは関係ないですが、FDでフロントパイプ換えていると、ステアリングシャフトに干渉します・・・

ほら 痕があるでしょ?
コーナリングGでエンジンが動いた時に干渉するんです

更に遮熱板も付かないのでブレーキのマスターシリンダーがやられます
インタークーラーに繋がるパイプのジョイントもこの様に穴が開いてしまっている・・・

ブーストが抜けちゃいますね
後付けのメーターの水温センサー取り出しパイプの締め付けが甘く、水漏れもしています・・・

なんか色々ありすぎるなぁ
オイルクーラーのジョイント部からもオイル漏れが・・・

中古のオイルクーラーに交換したら直ったので、おそらくクラックが入っていた模様です
純正触媒もボロボロでしたので、メタルキャタライザーに交換です

WED’SのREVキャタライザーです
同時に空燃比も把握した方が間違いないので、PLXのAFメーターも装着します
センサーを付けて確認したところ、なんか凄くばらつくなぁと思っていたら、メチャメチャ薄いことが判明しました!

後日パワーFC等で調整が必要です

今回は色々直しましたが、安心して全開で走るには、まだまだ先は長そうです・・・