 |
今回は足回りのガタ？が原因でハンドルのブレがすごく出てしまっているカプチーノの修理です
乗った感じタイロッドエンドのガタが原因みたいです |
 |
リフトアップしてホイールを上下左右方向に揺すってみればガタの確認ができます
すごく横方向にガタがありました
ハブベアリングには問題なさそうです |
 |
タイロッドエンドのブーツは切れていてグリスが漏れていました
年式が年式だけに、他にもたくさん問題ありそうです |
 |
アッパーアームとナックルを繋いでいるボールジョイントのブーツからも大量のグリスが漏れていました |
 |
結構多いのですが、ここのボルトが思いっきりなめっていました
もう山がありません・・・
ここも交換します |
 |
プーラーを使って外します
やはりボールがユルユルでした |
 |
新品のタイロッドはやはり硬くてしっかりしています！
交換部品が出るうちに交換しておいた方がいいですよ |
 |
ナックルの下部を固定しているジョイントは、ロアアームの端のこの部品をそっくり外しての交換です
ここもかなり緩かったです |
 |
アッパーアームのジョイントは緩くはなかったですがブーツがダメでした
新品にここも交換です |
 |
汚くて少なくなっていたグリスをウエスで綺麗に拭き取ります |
 |
そこに当店で使用しているオメガ製の高級グリスを詰め込むようにたっぷりと塗っていきます |
 |
グリグリやりながらたっぷり付けます
そしてブーツの中にも入れて取り付けします |
 |
ここまでやってだいぶ良くなったのですが、まだガタが残っています
こうなるとタイロッドが原因かな？ |
 |
やっぱりね・・・
錆び錆びじゃん
ほとんどグリス付いていないし |
 |
幸いブーツは切れていなかったので、それは再利用します
でもタイロッドは交換するしかありません |
 |
奥が新品です
手前のを見れば分かりますが、グリスが切れてカラカラに乾いています
キチンと取り付けして次は反対側です |
 |
反対側を見てビックリ！！
なにこれ？
さっきのなんてもんじゃないじゃん！
タイロッドだけじゃなく、ステアリングラック側まで思いっきり錆びてます |
 |
原因は分かりませんが、とにかくなんとかしなければ・・・
タイロッドは交換すれば何とかなるけどあっちはねぇ・・・？ |
 |
とりあえず耐水ペーパーにオイルをたっぷり塗ってゴシゴシこすって落としました
あまり粗いので磨くとまずそうなので、細かい１５００番くらいのでひたすら磨きました
パワステではないから、最小限のオイルしか付いていないのかな？ |
 |
あまり色々やりすぎるとお客さんの予算がオーバーしてしまうので、問題ないレベルまではキッチリやりました
ブレーキクリーナーをたくさん使って汚い錆を洗い流し、例のオメガグリスをたっぷりと塗ってさび防止をしました
最後にアライメントをとってからお客さんに納車したら、その変化に大変喜んでいただけました♪
気になる方はチェックした方がいいかもしれませんよ |
