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APEX ECVで音量抑えます


当店で購入していただいたS15です♪

納車時にひと通りのメンテナンスしたので絶好調です

今回はもうちょっとマフラーの音が静かにならないか?という要望でAPEXのECVを取り付けることになりました
購入時から付いていたマフラーでチタンで出来ています

決して車検に通らない訳ではないのですが、仕事上の問題でどうしても音量を下げたいそうです
ECVの80パイ汎用フランジタイプです

本来であれば67パイの専用品を使うのですが、67パイを使うとせっかく80パイ位の太いマフラーを使っていても、ここで67パイに絞られてしまいます

効率を落としてまで付けるのはどうかと思いますので、ちょっとデーターを集めて、問題がなかったのでこれを選択しました
ここで簡単に説明しますね

普段はこの様にバルブは全開になっています
専用ワイヤーを引くとこの様に閉じ始めます
全開に引くとこの様に閉じます

エンジンのスロットルだとほぼ全閉になりますが、さすがに排気なので完全には閉じません

取り付けは触媒の後ろに付けます

あまり排圧が高すぎたり排気温度が高すぎると、バルブを固定しているボルトが飛んでしまいますので、なるべくそれらを避けられるようにします
当然ながらこれをつけると、マフラーが後ろに出てしまいます

それらも充分考慮しないとダメなんです
ガスケットを前後に入れて装着です

装着しても飛び出しはこれくらいでした
本当は取り付けかたを反対で付けたかったのですが、そうすると地面にもろに擦ってしまいそうなので、やむを得ずこの角度で。

なぜやむを得ずかというと、操作用のワイヤーをかける角度が悪くなるからです

ワイヤーの角度がきつくなると、ワイヤーの操作性が悪くなって硬くなるんです
上が全開

これが全閉です

つまり後ろから引くしかないのです
排気温度センサー線から本当はケーブルを通したいのですが、S15にはそれがありません・・・

仕方ないのでミッションのシフト部のところから引き込みます
ここをばらします

僅かな穴を開けてケーブルを通します
こんな感じです

なるべく角度がきつくならないようにします
このようにループ状になっていますが、最小限の角度で装着したので操作性は問題ありません
ワイヤーがプラプラしないように穴を開けてタイラップで固定しました
ケーブル用のつまみはここに付けました

これで作業は終了です

音量もバッチリ下がりました♪

でもあまり長時間使うとエンジンがブスブスいってきますので、なるべく短い時間で使った方がいいです