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VOXY エアサス取り付け


今回は以前ヘッドライトの交換をしたKくんのVOXYにエアサスを取り付けます

お兄さんもオデッセイでエアサスを付けていて、その便利さをよく分かっているので、弟に勧めたみたいです

冬はスノボにも行くらしいのでそこそこ車高はアップしたいという要望で、ベタベタに落ちない仕様のを選択しました
ACCのエアボンバーです

今は標準で4輪独立制御仕様になっています

昔は前・後だけでの制御だったので、コーナーリング性が悪く、ロールが凄く多かったもんです
スイッチやメーターはシンプルに、そして使いやすくしてくれとの事。

はいはい♪任してくださいね

内装をバンバン外して装着開始です
VOXYってリアにこんなスペースがあるので、タンクやコンプレッサーを取り付けるのに凄く都合がいいです

これで蓋すれば荷物もすっきり入れられるしね♪

前は、いかにも!って感じで置くしかなかったからねぇ
メーターはここのボックスにビルトインしました

収納ボックスがたくさんある車なら、こうやってシンプルに装着できますね
配管はこの様に穴あけ加工しての取り付けです

細かい作業です
タンクはこの様な長細いタイプとパンケーキ形状のタイプがあります

スペアタイヤを外して装着する場合はパンケーキですが、この様な車の場合はこの形状がいいと思います

本当はコンプレッサーやタンクを外部に設置したいのですが、コンプレッサーに負担が掛かる事や、やはり水がかかってしまう事を考えるとやはり室内がベターでしょうね
こうやって蓋するとスッキリです

荷物置いても邪魔になりませんね♪
内装をバンバン外して、後ろに設置した配管を綺麗にまとめて、先ほどのスイッチの所に接続します

もうこの辺はバラバラです
さて、配管がある程度進んだところでエアサス本体の取り付けにかかります

形状はこんな形になっているんですよ
付替え自体はフロントに関しては普通の車高調とかと同じです
コンプレッサーの電源や、ショックに繋がる配管を通していきます
今度はリアです

メーカーではパックマンと呼んでいます

小学生のころ、ゲーセンでいつもやっていました

リンゴ面から左上にモンスターが集中して一気にバクッといける1600パターン(そう呼んでいた)が得意でした

たしか最後は鍵を食べる面で、鍵の2面まで行った記憶があるなぁ
話はそれましたが、そのパックマンとは、リアのゴムバネを固定する為のブラケットです

これは純正のバネが納まるところです

真ん中の円の周りにバネが回り込むように付きますよね?

そこにこうやって付きます

パックマンの口の近くにある4個の穴はゴムバネが固定される穴です

でもこのままでは固定ボルトが円の所に当たってしまうんで、切り落とす作業が必要です
グラインダーでバンバン切り落とします

かなり大変な作業です
とりあえずザックリと切り落とした所です

ここからさらにサンダーを使って形を整えながら削っていきます
削ってこんな感じになりました

更に、パックマンを固定する為の穴あけ加工をします

さび止めを塗って加工終了です
パックマンたちを固定します

これで上側の取り付けはほぼ終了
こんな感じです
今度は下側の加工です

ロアアームのスプリングを受ける部分を広げて、バネと干渉しない様に加工しました
そして固定用のプレートを挟んでボルトで固定します

あとは配管をキチンと接続してエア漏れが無いかキチンとチェックします
リフトから降ろしてエアがほとんど無い状態の図です
黒い車体だから分かり難いかもしれませんが、相当のベタベタです
1番上の画像と見比べれば一発で低さが分かると思いますよ
Kくんの希望通りにセットしたスイッチとメーターです

配管も綺麗にまとめ、決して裏側は超ゴチャゴチャ・・・の様な事はありません

結構オーディオを量販店とかで付けていると、かなりの確率でゴチャゴチャ&配線処理てきとうってのが多く見られます

やはりプロらしい仕事をしなければね
さて全てのチェックが終わりました

ここでどの様に変わるか見てみましょう

これが前後共に最大にエアを入れた状態です

つまり1番車高が上がっている状態です
これはその逆で、最も低い状態です

これはバージョン1なので、ここまでのダウンになります

バージョン2だともっと下がりますが、実用レベルの車高にセットして走行すると、ショックがほとんど伸びきってしまうので、底づきの逆の伸びきりによる異音が発生します

だから当店ではV1をオススメしています
実用レベルで、地上高も充分確保した車高です

これなら安心して普通に乗れます

納車してKクンもとても喜んでくれていました

もちろん近日公認車検も取得しますよ

公認申請もやっていますので、相談にのりますよ♪