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今回はかなりマニアックなページになると思いますよ!
なんてったって、悪評高いJZX110の電子制御スロットルをJZX100の機械式スロットルへの変更ですからね
この電スロが原因で110がイマイチドリフトで人気が無い理由です
じゃあ機械式にすればいいじゃん?って思いますよね?出来ますよ・・・
50万位お金かければね・・・ |
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そうなんですよ・・・
機械式にする為に約50万円は掛かってしまうんです
この電スロってのは、アイドリング~全開、更にはエアコン等使用時のアイドルアップまでコントロールしているのです
つまり機械式にするとアイドルアップ機能がなくなるんです |
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因みにこれは今回付け替える100用のインマニ&スロットルです
インマニが必要なのはアイドルアップの為のISCV (アイドルスピードコントロールバルブ)が110インマニには無いので、これに付け替える訳です
もちろんこれを付けたから110のコンピューターで動かせる訳ではありません
ましてやISCV用のコントロール配線もありませんから |
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そこで出てくるのがツアラーVチューンで有名なラスティさんから出ているハーネスキットです
これは市販のJZX100用パワーFCを流用して、先ほどのインマニやスロットルをコントロールする事が出来る超~優れものです
因みにお値段は¥73,500です
高いか安いか?
内容考えれば充分安いですよ! |
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みなさんご存知のパワーFCです
これは全くのSTD仕様です
110に装着した場合、どこまで正常に動くか解りませんが、とりあえず普通に動く所までは確認済なので、とりあえずそのまま使用してみます
先ほどのハーネスが出るまではHKSのV-pro等フルコンでの制御しか不可能でした |
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つまりV-proだとライター店での作業のみになりますし、各種センサーやらハーネスやらセッティングやらが掛かり、50万位の金額になるっていう訳です
50万払ってやっと100のコンピューターチューン仕様とどっこいどっこいですからね・・・
これが不人気の最大の理由です
あっ・・・これがISCVです。装着前に洗浄済みですよ♪ |
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さて作業に入ります
110は電スロのくせに100と同じ所までスロットルワイヤーが来ています
直接スロットルバルブの動きを見れば解るのですが、全体の80%位まではワイヤーを引いてもスロットルは動きませんが、最後の80%以上からはワイヤーに反応してバルブが動きます
何か理由があるんでしょうね |
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これが110スロです
ここだけの交換なら超簡単なのにね
おそらく電スロをはずす事でエンジンチェックランプは点灯しっぱなしになるんでしょうね・・・ |
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100スロと比較です
寸法的には全く同じでした
100のETCS用のカプラーと110のスロットルセンサーのカプラー形状は同じでした
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インジェクターが付いているマニホールドはそのまま残します
それにしても超大変そうです
まずカプラーを全て外して、ハーネスを引き抜く事から始まりです
この後ジャッキを使って下に潜り、上下からあっちゃこっちゃ外して何とか外します |
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交換するのはインマニ側だけではありません
タービン側のパイプもほとんど100のを移植します
このパイプ類外すのにラジエーターパイプまで外さないと外れません |
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110は、いかにもこのニップルみたいなのが付いておりますが、ここに繋がっている穂は4パイの細いホースです
純正ブローオフを作動させるのに使っている様子です
ここを100に変えてここからISCVにエアを供給します
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外れたパイプです
形はそっくりですね
もちろんボルトオンですよ |
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外したついでにエキマニも外しました
何故かというと、純正触媒のボルトが硬すぎでナメってしまっていたからです
仕方がないのでアウトレットパイプからゴッソリと外す事にしました
たぶんね、触媒交換をさせないようにしてるんですよ
だって普通のナットじゃなくてここだけロックナット使っているしね |
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上が110で下が100です
形状はほぼ同じですが、100はジャバラになっております
100用のキャタライザーを流用したいんですが、無事に付くのかちょっと不安です
でもたぶん同じですよ
だって角度が同じようにしか見えないし |
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ヒーヒーいって外しました!
ここまで約4時間・・・
何度もやって慣れていれば別だけど、初めてだから手こずりました
大きな違いは110はスロットルの所に水を回すパイプが付いておりますが、100の場合は更にそこからISCVにも水を回しています |
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外れたインマニです
ここから100のインマニに移植する部品もチラホラありました
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ポートの形状とかは全く同じようでした
やはり決定的に違うのはISCV位です
後は燃料のリターンやエア関係のパイプは100のを使います
つづきは取り付け偏です |