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すいません・・・
ちょっとバタバタしていて全然更新していませんでした
今回は最近あまり見かけなくなった80スープラです
車検と同時に各部の修理を行なう事になりました
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国産最強?と呼ばれた2JZです!
このエンジンは非常に丈夫と言われていて、ブースト1,5Kとかかけても全然へっちゃらで、環境さえ整っていればノーマルエンジンでも600~700PS位出しても大丈夫らしいです
かなり前ですが、腰下ノーマルで、カム・タービン・インジェクター位の改造で700PS近く位出した車両を造りましたが、もう本当にメチャメチャ速かったです! |
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なんとこの車両、走行距離16万オーバーです!
だからタイベルも2回目です
以前車検整備を行なってくれていた所でウォーターポンプを交換しているのですが、カムとクランクシールの交換をしていなかったらしく、オイル漏れが激しいです
主要メインパーツを交換します |
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この様に下回りにベッタリと漏れが。
オルタネーターにも付着していてしずくが出来ています
因みに車検時はオイルのにじみはOKですが、しずくが出ているとNGです |
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まずはベルトやカバーをバンバン外していきます
もちろんラジエーターもです
クランクプーリーはウォーポン交換の時に交換したようでした |
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ウォーポンにまでベッタリとオイルが付着していました・・・
これだけ漏れていたら結構オイルの減りが早かったんじゃないかな? |
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こんな所にまで・・・
これで確実にクランクシールより上側というのが解りました
完全に溜まっています・・・ |
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カバーを全部外した所です
以外にも整備性の良いエンジンなんですよ♪
ここから見れば、ウォーポン交換にはタイベル外さないと出来ないっていうのが良く解るでしょ? |
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分解前から大体察しはついていましたが、やはりビンゴでした!
原因はカムシールです!
一度も交換されていなかったみたいです
おもいっきりしずくが出来ています
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インテーク側も同じく漏れていました
一応他の部分も見てみましたが、やはりここが原因でした
結構タイベル交換してもここを交換しない整備工場さん多いよね・・・
VVT-iとか付いていると確かに面倒だけど、このてのエンジンならついでで出来るしね。
なるべく交換した方がいいです |
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専用の工具を使ってシールを抜き取ります
無理やりこじって取るとカムやシールが入る部分に傷が入ってしまい、シールを交換しても漏れが発生してしまいます
反対側も同じように外します |
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シールを外したら、綺麗に清掃です
もちろん今まで垂らしたオイルも綺麗にパーツクリーナーで落とします
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さすがは16万キロ!
カムシールと接触している部分に段付きが出来ています
いくらカムが金属で、シールが軟らかいゴムでも、長年こすり続けていれば金属も磨り減ります
ここで注意なのが、今まで装着されていた位置でシールをセットしてしまうと、またオイル漏れを起こす危険性があります |
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なので今までの位置よりもコンマ5~1mm位手前にシールをずらしてセットします
こうする事で今までの磨り減った部分でシールをせずに、きちんとシールする事が出来ます
装着時にはリップ部にグリスを塗布し、更にオイル漏れを起こさないように配慮します |
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IN EXともに新品シールもセットしました
これでカムシールからの漏れはOKです |
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ここも僅かに漏れていたので、交換です
ここの段付きはあまり無かったですが、一応若干ずらして装着しました
ここの周辺もクリーナーで綺麗にしておきます |
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テンショナーやシール・ベルトを交換した2JZ♪
あとはその他の整備を受けて車検です
しばらくチェックしてオイル漏れも止まっている事を確認できました♪
車検とかもバンバンやっていますのでヨロシクです♪ |