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無事にエンジンがかかり、キチンと走行出来るようになったBlitです
気にしていたエンジンストールも今の所は全くありません
考えられる配線は全てチェックしたしね
でもやっぱり電スロのフィーリングはダメですね・・・
クラッチ繋がる直前にアクセルあおって回転上げるでしょ?
上がったと思って繋ぐとガクッってエンストしてしまいます・・・ |
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だからワンテンポ遅らせてクラッチを繋ぐんです・・・
う~ん・・・ これさえなければいいんだけどなぁ・・・
まぁ、100スロもあるし、その時はその時で考えればいいっしょ?
話は変わって公認申請です
プロペラシャフトは110純正ですが、型式が違う物からの流用なので強度検討しなくてはなりません |
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これは降ろしたATミッションね
日産とかはメチャ重いんだけど、これはそれ程重くないんですよね
このミッションからMT用 R154ミッションに変更しました と申請します
ここに強度検討はいりません
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じゃーん!
これはプロペラシャフトの強度を算出するのに必要な計算式です
例えばセダンの110ATを110MT部品を使用して変更した場合などは計算は省略出来ますが、今回のようにJZX110WにJZX110のMT流用は、型式が違うからダメなんです・・・ |
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d1はシャフトの外形
d2はシャフトの内計です これは資料がないと分りません
ℓはシャフトの長さ
Neは最高出力を発生する回転数
γは5速のギアレシオ
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この公式に数値をあてはめて計算します
Ncってのは危険回転数
Nはぺラシャフトが5速・最高回転の時の回転数
1195ってのは公式に用いられる値です |
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d1=76
d2=72
ℓ=1250mm
Ne=4700rpm
γ=0,9 これは例題ね!
そうするとf (安全率)が出てきます
標準強度の1,3倍以上なければダメなんです
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さらにねじり強度の算出が必要です
今度はトルク、1速のギアレシオも必要になってきます
ηは0,9を用います
こういうデーターは緒元表やデーターブックを参考にしないとなりません |
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ねじり強度はこの公式にあてはめます
やれ√(ルート)だの 分数だの 4乗だの、ほとんど日常では使う事のない計算式を用いてはじき出します
そしてその計算書と他の添付資料を提出し、陸事で受理していただければ、後日車両確認です
中学レベルの数学知識と電卓があれば、それ程難しくはないんですよ♪ |
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そして陸事で車両検査を行ないます
構造変更は新規登録と同じように車両寸法や重量を測る必要があります
なのでガソリン満タン・スペアタイヤ降ろしの状態で持ち込みます
検査が無事に終了すれば晴れて公認取得となり、この様に型式に改がつきます |
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改造内容に動力伝達装置ってあるでしょ?
本来記載されている型式指定番号と類別区分番号は表には記載されず、この様に備考欄に記載されます
昔は記載されなくなっちゃって、純正部品取るのに困った事がありましたが、今はその心配はなくなりました |
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変更前の車検証です
車両重量は1630
前前軸重870 後後軸重760
高さ147でした |
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新しい車検証です
車両重量は1620
前前軸重870 後後軸重750
高さ143に変わりました
私のステージアなんてかなり軽くなったから重量税も安くなったけど、これだけじゃまぁ無理ですね
とりあえずこれで安心して走れます♪ |