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Blit AT→MT作業つづき


スタッフの素早すぎる作業のため、降ろす所を撮り損ねてしまった

MTとほとんど同じ作業ですが、サービスホールからトルコンとフライホイールを固定しているボルトを外さないと、ミッションは降りません

あと、ラジエターに繋がっているパイプも外しておきます
これがAT用のフライホイールです

これも使わないので捨てちゃいます

ボルトも合いませんので捨てちゃいます
クランクエンドにパイロットベアリングを取り付けるのを忘れちゃいけません

これを付けたらあとは通常のクラッチ交換作業を進めます
装着するのは操作性バツグンのORCのツインプレートクラッチです

ここのは必要部品が全て付いていて、とても親切です

そして作動変更パーツも造りがよくて操作性もいいのでお薦めの商品です
JZX100ミッション改110仕様のミッションを搭載します

中古だけにちょっと不安ではありますが、ただ同然だからまぁいいっしょ?

ミッションジャッキにて作業します
さぁ!ドッキングです!

すんなり付いてくれるかな?
カポッて感じですぐに付きました♪

あとはバンバンボルトを締めていきます
上が110ATのミッションマウント

下が100MTのマウントです

100マウントはゴムがちぎれてしまったのでどの道交換です

マウントプレートも一緒かと思ったら微妙に寸法が違いました

どこまで違うんだ? 
無事にミッションが載り、サイドも付いたのでそれらしくなってきたでしょ?

今度は配線加工に入ります

因みに今は付けていませんが、ここのパネルもヴェロッサのブラックウッド調のパネルを使用します

Blitのカーボン調の柄に似ていて違和感が無いんですよ
事前に調べた結果、ECUをMT用に交換しないとエンジンチェックランプが点灯するらしい・・・

素人作業だとこのチェックランプの電球を抜いてしまうという荒業をするらしい

そんな訳にはいきませんので、しっかりと配線図とにらめっこしながら配線加工を行ないます
上がATで下がMT用です
因みにMT用新品は約11万弱!!

100系の様にパワーFCをつけてチョイチョイみたいな事が出来ないのが、この110系のキャン通信ってヤツです

ちなみにチェックランプが点灯するって事は、VVT-iも効かないし、変な制御が入ってちっとも速くない仕様になってしまいます・・・
V-proとかにすれば関係ないけど、しないのであればMT用の交換は必須です
ニュートラルスタートスイッチの6と9を結線すればATのニュートラルの位置と同じ状態になり、クランキングが出来ます

ほら、ATってPかNでしかエンジン始動できないでしょ?

あとスピードセンサーは100も110も同じものだけど、ちょっと面倒な配線処理をしないとECUに車速信号が入りません。
配線の仮加工が終了して、さぁ!エンジン始動です。キュキュキュキュ・・・・