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カプチーノ ロールケージ取り付け


今回は常連Oクンのカプチーノにクスコのロールケージを装着します

タービンとクラッチを装着してもボディは全くのノーマルだし、走行も10万キロを超えたのでそろそろ剛性アップをしてボディを守らないとね!
装着するのはクスコのクロモリ製ロールケージの7点式です

これはセフティ21の物よりも確実に軽いので絶対にお薦めです

特に軽だから重くなるのは辛いしね

装着前にロールバーパッドをカットし、穴あけをしておきます

ジョイント部などはそのまま被せられないので切れ目を入れる必要があります

ジョイント部のことも考慮して多少長めにしておきます
装着前にシートや内装を外します

オープンカーってこういう時便利だよね

たぶんこの車、最後にシート取り付けるとき大変じゃない?

だって外すのも結構狭くてやりにくかったし。

まずはメインアーチを説明書にしたがって合わせてみます

端から約45mmと書いてありましたが、実測では48mm位が左右のクリアランスがピッタリの所でした

この車はフロアの形状がまっすぐなんで取り付けがし易そうです

結構ボコボコしてる車も多いからね
リアのバーはボディに穴を開ける事が不可能な場所に取り付けるため、この様な形状のプレートをボディに溶接し、そこにナットで固定する方式です

こりゃ大変だな・・・

隙間が多い所は無理そうだなぁ・・・
右側の図です

この様にプレートを置き、その上にバーをのせて固定します

1ヶ所はボルトを固定する事が出来ます

特殊形状していたのは、ボディが波打っている形状のためです
ざっと置いてみて確認です

これだけの物が装着されれば、相当剛性アップしますよ!

っていうか足回りノーマルでこんなん着けちゃっていいのかい!?

たぶん乗り味が凄く変化しますよ

おそらくフニャフニャ感が増えると思います・・・
固定用の穴を開ける為にスプレー塗量で印をつけます

キチンと左右の寸法を合わしてずれないようにしっかり合わせます

あとはボディ下部にあるパイプ類に注意しながらドリルで穴あけを行ないます
溶接する為には塗装を剥がさなくてはなりません

リムーバーというスプレーをして数10秒待つと、塗装面がブヨブヨになってきます

バーとステーを外します

あとはブヨブヨした塗装面をウエスで拭けば簡単に剥がれてくれます

しつこいシール剤などは剥がれてくれないのでサンダーで削り落とします

綺麗さっぱり塗装がとれたら先ほどのプレートをアーク溶接で溶接します
こちらはフロント側です

クスコって本当に造りが良くて、キチンと綺麗に装着できるので安心してお薦め出来ます♪

まぁ高い物だから当たり前かな?

全ての穴あけや溶接が終わったら先ほど用意しておいたパッドをバーに巻きつける作業です
瞬間接着剤で貼り合わせていきます

これがまた気の遠くなるような作業です
ジョイントがなければ被せるだけなので簡単ですが、ジョイントがあるとそうはいきませんからね・・・

最後にアセテートテープでつなぎ目を隠します
アーク溶接で凄く丈夫に付いたプレートにバーを固定します

固定したバーを持って揺すると車がグラグラ動くほどしっかり固定できました

反対側も同じく固定します
ロールケージの作業は本当に大変なんですよ・・・

次は内装の加工です

むき出しっていう訳にいかないでしょ?

メインアーチを外しパッドを接着している間に内装の加工をします
おおよその見当をつけて印をし、大胆に穴を開けていきます

あまりピッタリすぎると内装がこすれて音がしたりするので多少の隙間は設けておきます

加工後はこの様になります

反対側にはジョイントもありますのでその事も考慮して穴あけを行ないます
メインアーチも固定用ボルトを通したら、フロント側も仮固定していきます

そしてメイン部のボディ底に当て板を合わせ、雨水が室内に入るのを防止するためにコーキング剤を塗り、しっかりと固定していきます

この様に当て板を合わせます

この車は下部がフラットなので当て板が変形することなく、綺麗に固定できます
フロント側はこの様に段になっているため当て板もこの様な形状です

それにしても当て板も綺麗ピッタリと着きました♪

私たち作業をする方から見ると、こういう造りの良い商品は本当にありがたいです
固定用の足の部分はカーペットをカットしないと装着できないので、この様にカットしてあるんです

そして最後になるべく分らないように仕上げをします
カーペットの一部を丸くカットします

そして元の位置に戻してあげるとこの様に仕上げる事ができます

パッと見た感じではカットしているようには見えないでしょ? 
最後に全てのジョイントをしっかり締めて内装を取り付けます

そしてシートを固定します

因みにシートはドアを開けて横から入れようとしたら入りませんでした・・・

なので上から真下に下ろすようにして入れました・・・

ルーフの脱着も簡単に出来ました♪
いかにも付けてます!っていうのがあまり好きではないので黒いパッドを装着したんですよ

パッと見、あまり分らないでしょ?

前から気になっていたボディのきしみ音が消えてくれるといいですね

さぁ!次は車高調とタイヤですね!