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中古タービンキットの取り付け


今回も当ホームページを見ていただいたお客様からの依頼で、アルテッツァにオークションで落札したトラストのターボキットと、ブリッツのインタークーラーを付けて欲しいとの依頼で来られた、大月のF嶋クンです

正直言ってアルテッツァって、遅いんです・・・  ゴメンね

でもだからターボにするんだよね?

とても軽快ではないしねぇ・・・
持ち込まれたのはこのターボキットです

部品が何点も足らなくて、不足品を注文する必要がありました
オークションで購入する場合は、こういう点も気をつけてくださいね

画像にはありませんが、ブリッツのインタークーラーもあります
でもブリッツのって、スーパーチャージャー用なんですけど・・・

げぇっ! 大加工が必要じゃんっ・・・
TD04なんで正直言ってかなり小さいです。
そもそもブーストをコンマ4位しかかける事が出来ないので、小さくても充分なのです

圧縮落としてエンジン内部を強化する場合などはもっと大きくしないとダメですけどね

タービンの具合は、大きなガタやオイル漏れの様子はなさそうでした
なにやらいかにもプライベーターが手を入れたようなエンジンルームですね

エアクリやらHIDやら色んなものが着いています

これもオークションで買ったのかな?
DIYで作製した?遮熱板です

HKSのレーシングサクションの性能をフルに発揮するために造ったのかな?

きちんとオイルキャッチタンクも装着されていました
さぁ!それでは作業開始です

まずは仮り合わせでインタークーラーを合わせてみます

いわゆるGTRサイズですが、ハッキリ言ってオーバースペックですよ!

元々スーチャー用でしょ?コンマ4しかかけないのに、これじゃレスポンス悪くないかなぁ?
この半分くらいでいいんじゃないの?
バンパーの加工も必要ですが、同時進行でタービン装着にいきます

まずはエキマニを取り外します

遮熱板も取り外す事になっていますが、熱的に大丈夫なのでしょうか?

純正でもいわゆるタコ足形状でした
エキマニのすぐ近くを通る水のパイプに耐熱布を巻きつけます

他にセンサーにも巻きつけます

ちなみにアルテッツァはオイルのリターン用のオイルパン加工が必要ありませんでした

→と→に繋がるホースがあって、そこに三つ又を取り付けて、リターンパイプに接続します
仮り合わせで装着してみました

特に問題もなく、そのまま作業を続けていきます

上付きのタイプだからカッコイイね♪
タービンの固定が出来たので、フロントパイプを固定しました

しかし、説明書では外せとなっている遮熱板を外したので、ここら辺が熱的に危なそうなんですけど・・・

外すのには何か理由があるのかな?
タービンへのオイルの供給はここからになります

ここまでは作業は順調に進んでますよ

付属の遮熱板を装着して、いわゆるタービン側はほぼ終了です

後はパイピングの作製に入ります

正直言ってここからが大変です
ちょっと不安だったので色々チェックしてみると、やはりフロントパイプ付近がやばそうです・・・

エアコンパイプのすぐ近くだし、配線もあるし。

ちょっと強引ですが、外した遮熱板を無理やり押し込んでみました

そうしたらあちこちタービンと当たってしまい、そのままでは付きませんでした
でも、絶対有った方が良さそうなので、何とか装着する事にしました

因みに固定用の穴は3箇所あります

まず、何とか固定出来る下側の穴を固定しました

そしてバールやハンマーを使って折り曲げたりして残る二つの穴を固定する事に成功しました
この様に見事に装着できました♪
下から見た遮熱板の図です

こんな立派な物を装着しない訳にはいきませんよね?

F嶋クンの話ですと、やはり遮熱の問題でトラブルが結構出ているらしいです

さぁ残るはインタークーラー側の加工です!