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今回は車検でタイベル・ブレーキ他一式交換のO君です
もうランエボも10万キロオーバーですよ
シルビアとかで10万以下とか言ったら奇跡に近いかもね
でももうこれ位距離走った車にしか過激な味付けの車はないですよね・・・
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タイベル交換に伴ってウォーターポンプやプラグも同時交換です
横置きのエンジンなので面倒くさそうに見えますが、作業スペースはそれほど少なくはありません
ただ、エンジンマウントを1箇所外さないとベルトが取れないんです |
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インナーのカバーを外すと奥にクランクプーリーが見えます
クランクプーリーは意外と簡単に外れてくれます
長いベルトを張っているベルトテンショナーを外してカバーを開ける準備をします |
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整備書はこんな感じです
4G63は最後にタイベルかける時にカムプーリーの位置が合わせづらく、とてもやりにくいので、プーリーとプーリーの間に適当なステーみたいなものを挟んで、位置出しをきちんとしないとかけれません
ちなみにカムシャフトシールもキチンと交換しますよ
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カムシャフトプーリーのカバーとクランク側のカバーを外しました
タイベルをピンと張るオートテンショナーも外したところです
黄色の部分が三菱特有のバランサーシャフトです
タイベルの奥に短いベルトがあってそれで駆動しています
上のプーリーは調整が厄介なテンショナープーリーです |
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オイルポンプもここで駆動しています
奥のバランサーベルトなんて、全然張りがなく物凄くたるんでました
ちなみにここを張り過ぎると音が出るそうです・・・厄介なエンジンだなぁ・・・
クランクプーリーを何回転かしていると、カム、クランク、オイルポンプ、バランサーの合いマークが一致します
それを確認してばらし始めます |
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タイベル交換で本当にタイベルしか交換していない方も結構いるみたいですが、なるべくならウォーターポンプの交換も同時交換をおすすめします
ウォーターポンプも10万キロくらいでLLCの漏れが出てきやすいです
更に同時にクランクシャフトのオイルシールも交換した方がいいです。もちろん今回は交換していますよ
ピンク印のWP取り付け部がロータリーのポート形状にそっくりでした |
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クランクだけではなく、回転する部分のシールはだいぶ傷んでいます
シールを外すと解るのですが、シールとシャフトの触れ合う部分は、かなり金属がすり減っているんです。
場合によってはシールを打ち込む位置を前後させないと逆にオイル漏れを起こしやすくしてしまう場合があるんです
結構このトラブル多いんですよ |