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FD3S ブースト不調直し


今回は常連のUくんのFDです

車検と一緒に各部の修理をする事に。

普段からオイル交換はマメにやっているので、LLCとミッションオイル交換だけにしておきました

しかしその他が結構ダメでしたねぇ
エアクリもコンピューターもノーマルのままです。

結構めずらしいよね? マフラー交換とクラッチ・車高調・LSDといったシブイ仕様です

実はUくんからの依頼で、ブーストが正常に掛からないから直してくれと。

具体的には、1・2速でグーッと引っ張った後、アクセルを踏み込んでも0,2位しかブーストが掛からないらしい
結構FDは数多くやっているので、どこがダメになるというのは大体解りました

おそらくサージタンク下の配管が抜けているはずです

サージタンク下には凄い数の配管があり、そのホースが劣化して硬化してエアを吸ったり、ホースが抜けてたりする事が多々あります

まずはスロットルボディを取り外します
おっと! 早速原因の一つが見つかりました!

オルタネーター裏のエアタンクに付くチェックバルブが見事に破損しているではありませんか!

これが原因ですね

もしかしたらまだまだ見つかるかもしれませんね
サージタンクを取り外します

すると見えました見えました!

うじゃうじゃしたホースたちが。

これらをほぼ全部交換していきます

一部のホースは補記類ほぼ全部を取らないと出来ないので、主要部分のみの交換になります
交換に使用するのはサード製のシリコンホース4パイの5mです

5m位ないと絶対足りません

それ位あるんです

因みに4型以降はバルブユニットが集中一体式に変更されているのでまだ少ないほうですが、3型までは独立式のバルブのため、それはそれは大変です
鮮やかな青のホースに交換されたホースたち。

まだまだ交換は続きます

慎重に一つずつ長さを調整しながら交換していきます
外した純正のホースです

もはやゴム本来のしなやかさは全くなく、カチコチのプラスチックの様になってしました。

簡単にスルッと抜けてしまうのがほとんどで、おそらくエアを吸い込んでいたと思います・・・

実際はもっと数ありますよ
あとはここのチェックバルブを交換すればほぼ終了♪

部品屋に葉注しておきます

ベルトもひび割れが酷かったので交換しました
届いたチェックバルブです

色が違うから対作品かな?

あとは元通り組み直して作業終了です

気になるブーストは、ちゃんと綺麗にブーストが掛かるようになり、絶好調です

またこれで安心して乗れるようになりました♪