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矢野さんの最も大事にしているFZです
85年式です 25年前ですよ!
新しいバイクもいいなぁって思う事があるけどやっぱりこれが1番です
今回は1000ccエンジンの公認車検申請と各部の改造を行ないます
う~ん それにしてもカッコイイなぁ |
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いつか買おう買おうと思っていたら販売終了になっていたFZR用オーリンズです
どこに聞いても在庫なくて必死になってヤフーで探して程度が良さそうなのがあったので何とかゲットしました
でも足回りも改造してあるのでそのままでは付かないんです
カラーとか加工屋で作ってもらいましたよ。1万5千円もしちゃったし・・・ |
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まずはエンジンの調整です
キャブレターの同調は基本中の基本ですからね!
ちょっと前にオーバーフローして分解したので多少ばらついていたのでキチンと合わせたいと思います |
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インマニにバキューム配管用のアダプターを装着します
そこにバキュームゲージを繋いでエンジンを始動します
その時4つのゲージが揃っていればOKなのですが、ピッタリなんてのはそうめったにありません
ばらついているとメカノイズが出たり、アイドリングがふらつきます |
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黄色の矢印が3番と4番を揃えるスクリューです
画像にはありませんが同じく1番2番を揃えるスクリューもあります
1と2、3と4がそれぞれ揃ったら、ピンクの矢印で全てを揃えます
ほんのちょっとで変わるんですよ |
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ほぼ揃ってきたところです
スロットル周りに潤滑剤をスプレーして良く馴染ませて、最終的にピッタリ合うところまで根気良く調整します
でもあまり長時間やっていると水冷バイクの場合オーバーヒートしちゃうんで、扇風機をあてながらの作業です
ピッタリと合った後はアイドリングもピックアップもグッと良くなりました♪ |
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次はノーマルだったクラッチのマスター交換です
油圧が落ちてきたのか、少し切れが悪くなっていたので、RC30タイプのマスターに交換です
RC30は昔のVFR750ですよ
今でも買えば100万位するんじゃないかな? |
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さすが25年も経っているとフルードチェック用の窓がガビガビですよ・・・
マスターのサイズは5/8サイズです
サイズが違うと重くなりすぎたり切れにくくなる事があるので、サイズ変更はしません
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仮固定しました
やっと現代風?のルックスになってきました
やっぱりかっこいいねぇ♪
クラッチラインも純正品から社外品に変更です
ついでにブレーキラインも交換です |
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今回使用するのはPROTから販売されているスウェッジラインというホースです
ヤフオクとかにたくさん安いの出ているけど、かしめタイプじゃないし、やっぱりこういうところはブランド品の方がいいじゃない?
全てオーダーメイドで長さと角度指定で作ってもらいました
納期も早かったよ たしか2日かな? |
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ブラック調のラインにメッキフィッティングです
お決まりのブルー&レッドもいいけど、シンプルさを求めたらやっぱりこれでしょ?
引き締まった感じでとってもいいです
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今までの配管です
リアキャリパーの配管が結構無理あるように見えるでしょ?
干渉はしないけどなんか窮屈そうに見えちゃって・・・
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ちょっと分かり難いかな?
キャリパーにバンジョウで固定するのではなくてストレートにキャリパーに刺さるようにレイアウトしてみました
全然カッコいいじゃん♪
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今までのいわゆる普通の配管方法で繋いだブレーキライン
年季を感じさせるアルマイトの色あせがみっともないなぁ・・・
ここも今回は変えますよ
ちょっと長かったしね |
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なんとWディスクなのに配管1本仕様です!
色も同じくメッキフィッティングにスモークラインで渋いでしょ?
やっぱりシンプルで地味がいいなぁ
左右にハンドル切っても今までみたいに干渉しなくなったよ |
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これがちょっと変わった配管方法♪
バイピースって言うんだって
ブレーキマスターからまずは右側のキャリパーに繋がります
そしてフェンダーをまたいで左側のキャリパーに繋ぐんです
スズキのバイクはこの配管らしいです
でもスッキリしてカッコイイよね? |
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全てのホース交換が終わったので最後にフルードを入れてエア抜きです
地味な作業ですが、キチンとやると本当にタッチが良くなるんですよ♪
元々ブレーキは変っていたのでそれ程大きな変化は無かったけど、クラッチはとっても良くなりました♪
まだまだつづきますよ~ |