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さてと今回は以前ご紹介した、変な顔しているNクンの紹介です
年齢を重ねる毎に悲しくなる、男の悩みを私と共に抱えている方です
決して加齢臭ではありません
頭皮にまつわる問題です
なんてのは全くのウソで、今回はオオクワがそろそろ成虫になる時期なので覗いてみました |
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菌糸ビン (シイタケの菌がビッシリと詰まったクヌギのえさ) に幼虫を去年の秋に入れておきました
幼虫はそのえさをバクバク食べて大きくなります
そしてサナギになる前にサナギ室というタマゴ型の部屋をつくり、時期が来るとサナギになります
その部屋がここです
今までの経験から、底に作るのはメスばかりです |
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良~く観察して、サナギらしき物体がいないことを確認します
サナギであれば、茶色っぽいのが見えますのですぐにわかります
どうやら大丈夫らしいですね |
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それでは取り出しにかかります
上部はまず食べる事がないのでこの様に蓋状になっています
冬場はここから大きなシイタケがたくさん生えるんですよ
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元々は薄茶色たっだ菌糸がこの様に黒く変色しています
菌糸は元々は硬く押し固められた状態で出荷されているのですが、幼虫がムシャムシャと食べてウンコをするのでこの様になるのだと思います
本当はこんな色になる前に新しいビンに移して更に栄養を与えればもっと大きくなるんでしょうね |
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ビンの底近くでサナギ室を発見!
いましたいました!
黒いのが見えます♪
早速ひっくり返して出してみます |
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出ました!
メスです
今までの経験からいくと、オスよりもメスの発生の方が多いです
何でだかは分りませんが、きっと今回もそんな感じがします |
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大きさを測ってみます
約45mm
まぁまぁですね
オスだったらこのサイズは悲しいですが、メスなのでまぁOKでしょう |
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倉庫にある菌糸ビンをドンドン持ってきて、確認したら取り出しを繰り返します
Nクンの目がキラキラしています |
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ほらね・・・
やっぱりメスでしょ
だって底に部屋あるんだもん |
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続いてドンドン取り出していきます
矢野さん・・・
メスばっかりなんですけど・・・ |
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途中結果です
手前のオスは私が撮影前に取り出したオスです
しかも羽化不全っぽいし・・・
羽化不全は羽がきれいに乾燥する前に取り出したり、サナギ室が壊れたりするとなりやすいそうです
サナギ室べチョべチョしてたからなぁ |
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まだサナギにすらなっていないのも発見!
でもどうせこれもメスですよ・・・
きっと・・・
ちなみにこの後も出てきたのは全てメスで、全部で8匹ほどになりましたが、ちょっと目をはなしたすきに2匹が脱走しました・・・
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そんな中、あるものを発見しました!
これはたしか外来種のアンタエウスを飼育していたケースですよ・・・
環境が整わないと産卵しないって言われていて、国産とちがい、硬く押し固められたマット(この土の事ね)に直接産むらしい
なんとそのマットの中に幼虫の姿が!
なんか水スペ風に叫びたい・・・ |
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恐る恐る取り出してみると、いますいます!
小さいのから大きいのまで!
合計7匹!!
今までマットで育ってたんだぁ♪ |
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狭いケースの中では共食いも充分考えられるので、前回あまった菌糸ビンが5個あったので、とりあえずそこに入れる事に
中を確認したらまだ適度に湿り気もあったので大丈夫でしょう! |
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少しほじって穴を空けてあげて、そこに幼虫を置いてあげます
すこしそこに元々いたマットを入れてあげます
まさかの展開にちょっと焦りましたが、かなり嬉しいです♪
さぁ!新しいビン用意するかっ! |
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ラスト1個を調べていたら、やけに水が溜まっていました
恐る恐る出してみたら、ガーン・・・
かわいそうに・・・ サナギの状態で死んでました
サナギがいた場所の周りが凄くキレイなツルっとした表面になっていますよね
温度が高いとこの様になっちゃうんですよね・・・ |