|
いい歳こいてドリフト練習にはまっている矢野さんも、やっぱりこいつがダメだなぁと感じてきました
そうです。メンバーブッシュのヨレです
元々重たい車なので、よっこらしょという感じで流すのですが、最近リアの挙動がやっぱりおかしいなぁと感じていました
メンバーが動いてストッパーに当たった跡がありますよね |
|
ブッシュは前側と後側の4ヶ所ありますが、こちらは前側です
他の日産ではまず見ることのなさそうな傘のようなストッパーがありました
しかも結構ブッシュまで隙間あるじゃないですか!!
この隙間分、上にメンバー持ち上げればアームも垂れてくれるとは思いますが、今回はこの隙間にカラーを入れます |
|
因みにこちらはリア側です
フロントほどではありませんが、結構隙間多いです
どんなに足回りを固めても、これだけブッシュが移動すれば、シャキッとした動きにはならないのが良く解ります |
|
さて、セレクトしたのはGT-1のメンバーリジットカラーです
因みに前側はS15用の切れ目なしの物です
後側はS13とかと同じ物です
15用のリアはカラーが凄く薄く出来ていて、ステージアの隙間を埋めるには薄すぎました |
|
ジャッキだと大変なのでウマをかけてメンバーナットを外し、そのままリフトアップする作戦で作業します
メンバーがずれ難く、安定しているので安心できます
もちろんマフラーは外しますよ |
|
この様に下側のストッパーとナットを外します
前側はブラケットが別の2本のボルトで固定されています
それも外してメンバーを外せる様にします
|
|
リアのショックの取り付け部も外さないとね!
最初、すっかり忘れてて、あれれ?なんて悩んでました・・・ |
|
サイドワイヤーも引っ張られるので、固定ナットを外します
細かい事を言えばきりがないのですが、その他外した方が良さそうな所は全て外します
それ程多くないけどね |
|
リフトアップしてメンバーを置き去り状態にします
こんな感じで隙間が出来ます |
|
あんまりガッツリ上げすぎてしまうと、後側のボルトも抜けてしまい、位置合わせが大変なので、程ほどにしておきます
なんとか隙間が出来たらこの様にカラーを入れます
後から聞いたのですが、若干仕様変更しているらしく、真ん中の穴が大径化しているらしい・・・
だけどこの車のブッシュの出っ張りが大きくてキツインだけど・・・ |
|
これは後側のブッシュを上から撮影した所です
ブッシュの位置が落ち着くように出来ている段がこのブッシュの窪みに入るのですが、S15は窪みの形状がたしか特殊だったような気がしたなぁ
私のは普通っぽかったけど、座りはまぁまぁかなって感じでした |
|
後側はパックマンのような形状なので、完全に降ろさなくても装着できます
まぁ、前側がそういう訳にはいかないから、結局これ位隙間ができてくれるんだけどね
ブッシュの状態を確認するには良かったかな? |
|
リフトを下げて密着させました!
ブッシュの中心のゴムの径が大きくて、結構無理やりっぽかったけど潤滑剤を塗ったおかげで何とか入ってくれました
ピッタリ密着していて良い感じでしょ? |
|
同じく後側です
本当はS15用の薄厚の物を使用すれば、よく雑誌とかで書いてあるメンバーの前下がり姿勢で装着できるのですが、隙間が大きすぎたので、ほぼ同じ量だけの厚みにしておきました
前下がりの方が良いんですかね? |
|
最後に下側を取り付けます
こいつで下から締め上げるとブッシュが変形するらしく、カラーと密着してくれます
S15用は下の図のS13系とは形状が違います
でもね、ちょっときつかったんですよ。寸法的にね
でも多少強引に付けちゃいました |
|
後側は全く問題なくOKでした!
下側をきちんとブッシュに合わせてセットすると、多少ずれていたメンバーの位置が矯正されるみたいですね
明らかに前とは位置が左右前後違いますモンね
って言うことは、メンバーがずれた状態で今まで走っていたって事か・・・ |
|
下側を固定して完全密着したブッシュとカラーです
これでもっと楽しくドリフト出来るかな?
|
|
1番目と2番目の画像と比較すれば一目瞭然です
ブッシュとストッパーの間の隙間は皆無です!
でもきっとこれでボディに負担が掛かってクラックとか入るんだろうなぁなんて思っちゃったりしています
昔、ブッシュの代わりに金属製のマウントを圧入していたGTRを見ましたが、モロにボディにクラック入ってました |
|
サイドのワイヤーや各ホース、その他確認出来るところは全て確認しました
これで作業終了です
作業が終わって乗ってみると、明らかに音が大きい!!
デフとかの音がモロに入ってきます!
気になる走行性は、街中レベルではほとんど変わりません。
ドリフトで試してみたいです |