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ハイパーナックル取り付け


ドリフトがヘタッピーな私でも、もうチョット切れ角が増えるとやり易いのになぁと感じるようになってきたので、切れ角アップをする事にしました。

ワッシャーのみでやる場合もありますが、スピンの多い私は逆関節によるタイロッドの折れが不安だったので、フンパツしてGPスポーツのハイパーナックルをチョイスしちゃいました

ハッキリ言って今の私にはオーバースペックです・・・笑
上と、この写真は左に切った時の画像です

たしかにツアラーVとかと比較すると切れ角が少なく見えますね・・・

内側よりも外側の方が切れ角は少ないです
GPスポーツのを選んだ理由はいくつかあります

ロールセンターの補正によるロールの減少と乗り味の改善

ロアアームの角度がシャコタンにより、バンザイ状態になっているのを、適正な逆バンザイ(ハの字)に戻してくれます

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バンザイ状態になっているタイロッドの水平化も選んだ理由の一つです

よくある強化タイロッドにはエンド部分にカラーを入れて取り付け位置を下げて、水平化させているのも見かけますが、これはエンドの取り付け部分がそのまま下がって付ける設計なので、純正タイロッドでOKなんです


GPスポーツ製のナックルです♪

セットで¥68,000と、とても高価ですが、切れ角アップスペーサーも入って、タイロッドも純正でOKで、逆関節も防げて、ロールセンターを補正してくれるんですから、考え方によっては決して高くはないかもしれませんよ
これがスペーサーです

これで大幅に切れ角をアップさせます

小さい方はよくあるスペーサータイプで、厚みは3mmです
それではパパッと交換しちゃいましょう

キャリパー → ローター → ハブ →バックプレート →ABSセンサーと外していきます

外すとこんな感じです

後は、タイロッドエンド、ロアアームのジョイント部を専用工具を使って外します
因みに調べたらS14・S15/C34・C35はグレードによって違う品番もありますが、形状は全て一緒みたいです

ステージアはこれらの車両と同じ品番でした。
だから付くんじゃないの?っていう軽い気持ちで選んじゃいました
左がGPスポーツです

御覧の様に下側の寸法がこれだけ違います

約20mm違うそうです

タイロッドもロアアームも取り付け位置がこれだけ下がるんですよ
早速取り付けです

特になにが難しい訳でもないので、あっという間にここまで来ちゃいました

ブレーキローターとキャリパーを付ければ終了です

ですが!!!

キャリパーが付かない???

何でだーっ?
GPさんは、強度アップの為に各部を厚くして造ったとは聞いておりましたが、まさかこんなところまで厚くしているとはっ・・・

右の純正はキャリパー固定部は厚み12mmですが、GPは17mmです

ノーマルキャリパーを使用していれば全く問題ありませんが、キャリパーオフセットブラケットを使っている車両の場合はブラケットが内側に5mm移動してしまいます・・・
御覧の様に、ここから見た感じはキャリパー固定部分の形状は一緒です。

仕方ないので5mm分のワッシャーをキャリパーとブラケットの間に入れて固定しました。

これで他は問題なさそうです
タイロッドエンドの固定位置が若干外側にオフセットされています

ランエンドアダプターで延長したタイロッドは、そのままの位置で固定されたら内股になっちゃいます

外側にオフセットさせて正常な角度に近付けるとともに、逆関節にならないように設計されているんです

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次はラック側の改造です

まずは純正のタイロッドを外します

緩み防止のロックプレートをマイナスドライバーで変形させてレンチで緩めて外します

やはりこういう部品は純正が1番安心出来るので、純正指定のGPナックルにして良かったです
タイロッドを外したラックです

ブレーキクリーナーでしっかりとネジ部を脱脂しておきます

因みに助手席側です

ここに付属品のラックエンドアダプターを装着し、その上に純正タイロッドを装着するそうです

これがラックエンドアダプターです

これを着ける事により、ラックの移動量を大幅に増やしています

矢印部は実測で12mmです

ネジロックをキチンと塗布してしっかりと締め付けをします

純正は緩み防止のロックプレートが付きますが、使用しないので注意が必要です
こんな感じに着きます

ここに純正タイロッドを固定します


下から見た図です
純正だと黄色線の部分がラックの中に入る量(スライド量)です

ピンク部分が増えてスライド量が増える訳です

こちら側だけ、エンドを付ける位置がだいぶ外側に移動しますので、ステアリングのセンター位置が大幅にずれますので、センター調整が必要になります

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