HOME > ハイパワージェットG作業風景その2

今回は今話題沸騰のロータリーエンジン圧縮復活剤 ハイパワージェットGの作業風景の続きを公開したいと思います

施工後ほとんど走行していないので、体感とかは出来ていませんよ・・・とオーナー。
それもそのはず。施工後2時間も走っておりません。

しかし今回とんでもない事態がオーナーを襲うことになります!!!!
今回もオーナー自ら作業のほとんどをこなしてくれましたので、私は撮影や説明書の解読に集中することができました。

普段は最近購入したヴィヴィオに乗っている為(リッター15以上の高燃費)、走行距離を全く稼げずでの測定となりました。
果たして効果は現れてくれるのでしょうか?
さあ気になる圧縮の測定です。
当店自慢のMAZDA純正テスターできちんと測定します。

ハイ!出ました。252回転にて
6,5・ 6,5 ・6,9

あれ?前よりなんか低くない?
以前の結果は 249回転にて
7,1 ・ 6,7 ・6,6だったのに・・・

オーナーの表情に暗がりが・・・
次はリアローター側
ハイ!出ました。250回転にて
7,7・ 7,1 ・7,8

前回の測定値は
7,6 ・7,1 ・7,7 251回転

作業後8時間位経過しないと効果出ないらしいのですが、若干ではありますが、向上しておりました。

少しはほっとした表情のオーナー・・・
ここでオーナー納得いかず、再度フロント側の測定へ!

しかしここで大きな問題をむかえることに!!(水スペ風に・・・)

御覧の様にトレーリング側にアダプターを付けるのですが、入りが渋いとの事。

確かに以前からここだけプラグが入りにくいと話しておりましたが、一応最後まで締めきれるという事でそれほど問題視しておりませんでした
ちなみに画像はリア側です。
私が確認したところ、大きな問題を発見してしまいました。

このエンジン、この部分のプラグホールがダメになっていました。中古で購入した時からおかしいとは聞いておりましたが、ここまで深刻とは・・・
入口付近が広がってしまっていて、ワッシャーガスケットで密閉出来ておりません。つまりネジ部から圧縮ガスが漏れているのです。だからプラグキャップがここだけ黒くすすけててたんだ・・・
一応ネジの奥側は大丈夫な為締め付けは出来ましたが、あきらかに挿入時は首を振りながらの挿入・・・
かすかな期待を胸に再度測定してみましたが、御覧の結果・・・

やはり何かこのエンジンパンチが無いと感じておりましたがこれが原因だったと断言できるでしょう!?
きっと密閉出来ていれば好結果を公表出来たと思いますが、残念な結果となってしまいました。
次回改めて他のエンジンでのテストを行いますので、それまでお待ちください