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FD3S ピロボール交換作業 後編


前回打ち変えたFD3Sのリアアームを交換する為に、オーナーのM江君に来ていただきました

彼の車はいわゆる5型です

オイルクーラーが1個のタイプなので温度が厳しいのが悩み・・・

今度オイルクーラーの追加をする予定です
指しているのが例の部品です

ここは本当にダメになっている車が多い!!!

走行距離の多いFDは要チェックです

ここ以外もダメになる所はあります

ショックの取付け部の隣のピロはよくダメになってます

後ろからゴトゴトなったらまずここです
作業自体は簡単です

ホイールを外して、ボルトナットでとまっている所を外せば簡単に取れます

およそ時間にして片側10分もかからないでしょう
一目でわかりますが、形が違います

上が後期、下が初期の物です

どう見ても初期の物の方がクオリティ高いです

いわゆるコストダウンってやつです
指している方側が特にゆるくなります

大きい方ももちろんダメになりますが、下よりはマシです

どのみちアライメント調整は必要なので、予め調整用ナットを緩めておきます
取り付けの向きを確認して、取り付けます。

ここはピロですのでそのままきつく締めてOKです

ショック固定用のY字のアームはジャッキを降ろした状態で締め付けをします
無事に取り付けが終わり、アライメントをとります

FDは調整箇所が多いぶん、ズレている箇所も多いです

フロントはトー・キャンバー・キャスターが、リアはトー・キャンバーが調整出来ます

合計10箇所です
やはり交換した甲斐がありました!

前回までは何度調整してもリアがピシッと決まりませんでしたが、今回はバッチリです

つまり調整しても調整しても数値がすぐにズレてしまったのですが、0,1mm単位でもズレが発生しなくなりました

この様な悩みを抱えてるオーナーは是非相談して下さいね!