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さてつづきです
新品のオイルシールはしっかりとした弾力があってはめ込むのに強い力が必要です
シールの溝には熱に強いグリスをキチンと塗っておきます
そして例のOリングも交換します |
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ちなみにこれがギアの部分ね
茶色く見えるのはエキセントリックシャフト(レシプロでいうクランクシャフトね)を受け止めているメタルベアリングです
ほとんどのFD・FCはこの様に流れています・・・
でもこれは仕方ないとの事です
本当はここのメタルも新品にした方がいいんですよ |
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パーツクリーナーをたくさん使って綺麗にオイル汚れを落としました!
オイルとクラッチのカスがもうベッタリでしたからね!
あとは先ほどの部品のギアやメタル部分にたっぷりとオイルを塗って組み立てます |
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ちなみにさっきのオレンジのシールに青いグリス塗ってたでしょ?
ここの部分が差し込まれるんで、オイル漏れしない様に塗ってあるんです
でもね・・・こんなに溝が入る位減っているんで、正直心配なんです
ゴムだってずっと擦り続ければ金属を減らすって事ですよ!
カムシャフトなんかもこんな風になるんですよね |
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ミッションも綺麗さっぱりです
ベアリングもレバーも全て洗浄してグリスアップです♪
もうこれでここからのオイル漏れはしばらくはないと思います
あっ・・・でもフライホイールの溝は大丈夫かなぁ・・・? |
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オイル漏れ以外にエア漏れも発見しました
シーケンシャルコントロールのユニット周りからのエア漏れです
ここが漏れると変な段付き加速したり、ブーストが掛からなくなったりします
作業はインマニを外さないとできませんので大変です |
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緑やオレンジのカプラーが刺さっているユニットを取り外します
因みに前期はここにソレノイドバルブが並列にズラッと並んでいて、そこにウジャウジャとゴムホースが繋がります
前期は凄く大変なんですよね |
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外したユニットは、前期のズラッと並んだバルブを、一まとめにした集中ユニットです |
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だから付いているバルブの数や、やっていることは前期も後期もほぼ同じなんです
ただまとまっているか並んでいるかの違いです |
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ばらすと、バルブの両端に付くゴムのキャップがあります
そのゴムがやはり柔軟性をなくしてエアを吸い込んでしまうのです
全部でたしか20~30個くらいあるのですが、全部交換します
一応別でゴムホースを繋いで口で吸ったり吐いたりして漏れを確認します |
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チェックバルブも点検します
これは一方通行のバルブなので吸ったり吐いたりすればチェックできます
ここは問題なかったです |
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全てのチェックが終わり、バルブを組んで車両に取り付けました
そしてすべてを元通りにして作業終了です
その後はキチンとブーストも掛かるようになりましたし、オイル漏れもなさそうです
FDだってもう立派な古い車ですからね
キチンと整備してあげてください |