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SWIFT ボルトオンターボ装着


今回は人気のSWIFTスポーツに、ターボを装着する事になりました

オーナーはまだ20歳のHくん♪

よく見かけるスーパーチャージャーではなく、あまり見かけないターボを付けてみたいとの事でした

排気量が小さいからS/Cっていう選択が多いのかな?
でも人と違うのを選ぶって所が気に入りました♪
HKSのターボキットです

F-CON isが付属のモデルです

取り付けに必要なパーツは全て揃っているし、専用のキャタライザーもセットされていました

そういえば、最近は若者の車離れが世間では騒がれています・・・

H君みたいな人がもっと増えればいいのにね!
装着前のエンジンルームです

既にレーシングサクションが付いていました

Hくん 相当チューニングが楽しいみたいですね

私達が20の頃(20年も前じゃん)は、ほとんどの若者は車いじりをしていたんじゃないかな?

最低でもエアクリはやってたよ・・・
さてそれでは作業開始です

まずはバンパーを外します

同時にオイルクーラーも装着する事になりました
ちょっとボルトが硬かったけど、純正エキマニ、キャタライザー、フロントパイプ等を外します

オイルプレッシャーセンサーが付く所から、タービンへのオイル供給をおこないます
専用マニホールドとタービンをドッキングします

綺麗な造りなので、純正と見間違いそうです

いかにもっ! みたいではなく、綺麗にさりげなくがカッコイイですよね
ボルトオンターボの宿命・・・

オイルリターンパイプの取付けです

タービンへのオイル供給は簡単ですが、そのオイルの戻り側はそもそも用意されていないので、オイルパンに穴あけ加工が必要になります

ドリルで指定場所へ穴を開けて、専用パイプを取り付けます
加工したオイルパンを付けます

こんな感じになるんです

隣にはオイルクーラーのブロックがあります

オイルエレメントの所からオイルを取り出します
オイルクーラーのコアの固定です

助手席側のヘッドライト下に付きます

これを付けると本当に油温も油圧も安定するので、サーキット走行派には絶対お薦めです
知恵の輪のようにひねりにひねって、やっとこさ入れたキャタライザーです

装着スペースとしては最高だけど、バンパーが熱で溶けたりしないかな?

オイルラインやタービン冷却用の水冷ラインも熱処理をおこないます
インナーライナーにはこの様に○穴をたくさん開けて、熱を逃がします

反対側にオイルエレメントが付くブロックを固定します

エレメント交換がちょっとやり難くなるかな?
F-CONのハーネス加工です

専用カプラーにてボルトオンではなく、配線をカットして割り込ませる方法です

間違いがあるとコンピューターやセンサーを壊してしまいますので、何度も何度も確認しながら、ハンダ付けでの加工をします

結構数が多くて、結局半日以上掛かってしまいました
配線加工も終わり、バッテリー移動加工も終わりました

エアクリーナーの固定やリザーブタンクなどもひと通りセット♪

ほとんどの作業が終了に近付きました
プラグも熱価を上げて、オイルやLLCも注入しました

エンジン始動前に、各部の締付けやズレなどもキッチリと確認です
バンパー装着前の写真です

この後、LLCのエア抜きを行いながら各部の漏れを確認しました

無事にOKです!

でもなかなかLLCのエアが抜けてくれませんでした・・・

2時間位掛かりましたよ・・・
そういえばずっとエンジンチェックが点灯していたんですよ・・・

メーカーに問合わせしてみると、配線の問題を指摘されてしまいました・・・

えええっ!!!

だって何回も何回も確認しましたよ?

その後、もう一度ECUの配線確認と断線確認を行いましたが原因解らず・・・
仕方ないのでダイアグチェックです

始め、ディーラーにチェック方法聞いたら、テスターがないと出来ないとか言ってたのに、ちょっと調べたらいとも簡単にチェックできました

P0102 エアフロメーターLOW異常

P0107 プレッシャーセンサーLOW異常

何でだ???
走っているうちにもう一つ出てきました

P0401 これは何か解らなかった・・・

0102と0107はキチンと配線されているしなぁ・・・

何が原因なのよ?
知り合いのWくんの所でダイアグテスターをかけていただきました

この様に出てきます

この状態で一度データーをリセットしても、すぐにエラーが検出されます

って事はやっぱり配線が繋がっていないか断線ってことか?

いやいや・・・そんな訳ないよ・・・
電圧が一定時間以上、診断下限電圧以下となった・・・

つまりエアフロとプレッシャーセンサーの電圧が途切れているって事です

メーカーの開発の方の指示通りにチェックしたら、原因が解りました

答えはデーターミスだって・・・

そ・そんな・・・
まぁ、メーカーさんだってちょっとしたミスはありますよ

F-CONを送って点検をしていただき、返って来たF-CONを装着したら一発で直っちゃいました♪

過去のエラーコードも消去済です♪

気になるフィーリングは、マジで楽しくて速い車に変化しました!
凄く乗りやすいし、どこからでも加速する車になりましたよ♪

これマジでお薦めです♪