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水温上昇気味のS君FDです
ローテンプサーモとか着いていれば少しは低くなってくれる場合もあるのですが、エアコン入れても何しても、街乗りで100以上いってしまうので、ラジエターとサーモの交換をする事になりました
FDって熱がハンパじゃないからね |
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インタークーラーはもちろん、エアクリ、バッテリー、その他をバンバン外します
シルビアみたいに簡単じゃないんですよ |
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Sくんの話だと、某ショップでサクション系のクリーンナップをしたという話でしたが、おやおや・・・
エアクリ付近がベッタリしてますよ
インタークーラーもエアクリもかなりオイル着いているし・・・
ブローバイ多いのかな? |
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FDのオーバーヒートに多いのが、この電動ファンの故障です
モーターが焼きついて回らないとか、モーターを支えている部分が割れてしまって、ファンとラジエターが干渉して回らないとか・・・
FDはエアコンいれると、このファンが回り、コンデンサーを冷やすと同時にラジエターも冷やしてくれますが、S君のはそれでも100℃くらいあります |
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早速サーモの取り外しです
純正は燃焼効率をアップする為だか排ガス対策だか解りませんが、サーモの設定温度が高めです
あれ? でも純正っぽくないぞ? |
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案の定75℃タイプのローテンプでした
それでもこんなに上がるの?
もしかして不良品でストローク量が少なくて流れが悪いとか? |
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今回は71℃タイプのビリオンの大容量タイプに変更しました
たったこれだけですが、S君からしてみれば頼みの綱みたいなもんですよ!
これでバッチリ下がってくれるといいんだけどね |
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サーモが付く所は意外にも綺麗でした
古いFDや、ノーメンテのFDは錆が多く回って、ここが錆びだらけで茶色いのが多いんですよ |
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無事にサーモは付いたので、ついでにサクション系の洗浄です
オイルがベッタリです・・・
なんか問題なければいいんですけどね
因みにほら!280PS仕様のタービンです
中が黒くなっているでしょ? |
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薄っぺらな純正からぶ厚い社外製3層品に交換です
正直、重くはなりますが、純正と比較して、かなり冷却効率は上がりますよ
FDのお客さんのほとんどがつけています |
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この様に水平に近い状態で装着されるんです
この上にさっきの電動ファンが付きます
つまりファンは上方向に熱気を引き上げる様に回るんです
でも引き上げた熱気はエンジンルームに停滞する訳ですよ
穴開きボンネットにでもしてれば効果高いんだけどね |
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元通り部品を付けていき、ブローバイの汚れを綺麗に拭き取ります
さてLLCを入れてエンジン始動です
この時各部の水漏れチェックをしっかり行ないます
始動性は絶好調ですね |
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肝心なエア抜きです
30分位かけながら、エア抜きをじっくり行ないます
この様にエアが出ているようであればダメです
回転を上げたり、途中でエアコンをいれたりしながら調節しながら行ないます |
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ついでにブローバイが気になったのでトラストのオイルキャッチタンクも装着です
本当はエンジンルーム後方、運転席側に装着したかったのですが、LLCのエア抜きタンクが装着されていたので、ABSユニット脇に装着です
エレメント交換はタンク外さないと無理そうです・・・ |
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さらに追加で、Rマジックさんのガイドさんというオイルクーラー用エアーガイドの装着です
FDは純正でオイルクーラーを装備しています
風当たりの良い場所にはあるのですが、コアに当たった空気は、コアを通過せずに回りに逃げてしまっているんです |
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ほら・・・こんな感じにね
装着には純正フォグは取り付け出来ませんので、外さないといけません
っていうか、取り付けの為にはバンパー外しが必要です |
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バンパーを外して、オイルクーラーに付いているステーに、ガイドを固定します
矢野さんのFDも社外バンパーの時は、ダクトを加工していました。
その後純正の方がカッコイイから純正にしたら、見事に油温が上がっちゃいました
FDはガイドでかなり変わりますよ |
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こんな感じに付きました
ね? 効果ありそうでしょ?
入ってきた空気は、オイルクーラーのコアを突き抜けるしかありません!
隙間もほとんどないので凄くいい感じです |
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シルビアとかチェイサーとかの純正インタークーラーとかにも導風のガイドが付いているよね?
なぜFDは純正でなかったんだろうね?
本当に詳しい人じゃないと解ってもらえそうにないけど、本当に意味のあるいい改造だと思うよ♪
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フォグも外れて、ガイドも付いたFD
メチャカッコイイよね!
ラジエーターにローテンプサーモ。
キャッチタンクにエアガイド。
FDは冷却を極めないと、安心して乗れないからね!
気になる効果は後日報告しますね |