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アルテッツァ インジェクター取り付け


前回ターボを着けたアルテッツァに今回はインジェクターと専用コンピューターの取付けです

タービンのシリアル番号から調べた結果、サイズの大きい方と断定!
しかも設定ブーストコンマ7位・・・

3Sってそんなに強いのかい?

壊れなきゃいいけどねぇ
ノーマルではお世辞でも速いとは言えないアルテッツァでしたが、このターボで劇的な速さを手に入れてしまいました

しかもパワーの出る大きい方だし。

コンマ3とか4位ならノーマルインジェクターでも大丈夫らしいけど・・・

少し奥まった所にありますが、それほど大変な作業ではなさそうです
たしかアルテッツァからだったと思いましたが、ガソリンのリターン用ラインが無いんですよね?

普通、タンクから送られたガソリンはポートに向かって噴射しますよね?だけど全開でもないかぎり、送った全部のガソリンを噴射する事はありません

使われなかったガソリンはリターンパイプを通ってタンクに戻る仕組みになっています
でもこの車はそれが無いんです
ちょっと話はそれましたが、それでは作業に入ります

ヘッド上のカバーを外します

手前に見えるのがカムシャフト用プーリーにかかっているタイミングベルトです

そろそろこれも交換時期っぽいですね
デリバリーパイプを固定しているボルト3本を外します

パイプには黒いプラスチック製のカラーが挟まれております。

これを落とさないように注意してパイプを取り出します
パイプをこの様に持ち上げてあげると簡単に外す事ができます

リターンパイプがないからこの様にはねあげられるんです

パイプからスポッという感じに簡単に抜き取る事ができます

エンジン側に残ったインジェクターや、ゴムを外して綺麗にしておきます
カルディナターボの純正インジェクターです

たしか530ccだっけ?

キチンと下で絞れていないとアイドル領域でグズついたりするからなぁ・・・

コンピューターのリセッティングは今回のメニューにはないけど大丈夫かな?
ノーマルと比較してみました

形状は全く同じではないんですね

ポートに刺さる部分がノーマルの方が僅かに長いですね

デリバリーパイプに刺さる所は同じ寸法でした
先端のノズル部分も違いました

カルディナのは穴が4つでやや大きめで、ノーマルは6つで小さな穴でした

インジェクターがインマニに収まる所のゴムはこの様に変形して端がささくれていました

もちろん新品に交換です

ここを交換しないとエアを吸ってしまったりして不調になってしまうんです

パイプに入る方のOリングに薄くオイルを塗って、ゴムにキズが入らないようにしたら逆の手順で取付けです

後はカプラーをはめてカバーをして終了です
最後に専用にセッティングされたコンピューターに交換です

メーカー出荷時のデータのままなので完璧とは言えませんが、まぁこれで普通には走るはずです

問題はブーストやオイルの管理をしっかりして、ハード走行でもブローしないようにしないとね!

次回はクラッチですね