|
購入してから2週間が経ちました
この期間に色々な所に走りに行きました。 市街地はもちろん、峠、デコボコの山道、高速道路etc
息子の単車の練習にも使いましたし、嫁を後ろに乗せての長距離運転など。
それら色々な状況の中で、やはり私がTWに求めたものは、高回転までスムーズに回るフィーリングと、全域のトルク感です
|
|
ネットで色々調べた所、TWとセローをメインにチューニングしている方 (元メーカーの開発の方らしい!) のHPを発見!
すぐに問合わせたら、ヘッドの整備とポート加工、そして秘密のカムが抜群のフィーリングらしい!
価格もそこまでやってショートパーツ込みで3万4千円です! 安いでしょ?
純正加工なのでヘッドを先送りする必要があります。 まずはキャブ外しから |
|
続いてタペット調性用カバーの取り外しです
ロッカーアームとバルブの隙間を調整する部分です
ここの隙間が大きいとカチャカチャとエンジン音がうるさくなります
インテーク側 0,05~0,09mm
エキゾースト側 0,15~0,19mm
私のは良好な値でした♪
|
|
さぁ!バンバン外していきますよっ!
カムスプロケット部のカバー、クランクシャフトを回すためのキャップ、点火時期と圧縮上死点を確認する穴のキャップ等を外していきます
外した部品が解らなくならない様に携帯で写真撮って、部品を箱にしまっておきます
高校生の頃、実家の砂利の上でバラバラにしてよく部品なくしたなぁ・・・ |
|
フライホイールの上死点マークです
この穴の上に合わせ位置がありまして、実はそこにちゃんと合わしてあります
4サイクルはクランク2回転に対してカムは1回転しますので、いくらここがこの位置になっていても、カムシャフトの位置は逆という事があります
|
|
この様にスプロケットに印があって、きちんと合わせ位置になっている時こそが、圧縮上死点になります
この時インテーク・エキゾースト共にバルブは押されていなく、閉じている状態です
この状態からバラすのが4サイクルの基本です。
後でチェーンのかけ間違いが無いようにタッチペンで印をしました |
|
そのカムチェーンをピンッと張っておく為のチェーンテンショナーの取り外しです
さすがは細いチェーンなので、強く張っていませんでした
さぁ、だんだん外れてきましたよ |
|
残すはシリンダーヘッドボルトの取り外しです
クランクケースまで貫通している為、かなり長いボルトです
規定値では2,2キロってなっていますが、結構きつく締まっていたように感じます
ボルト4本とカムチェーン脇のボルト2本を外したので、外すものはこれでOK |
|
さすがにひとりで外しと撮影をしているので、ヘッドを外すところは撮れていませんが、無事?に外れました
やはりカムチェーンを吊るしている針金が邪魔でちょっと手こずりましたが、なんとかここまできました
およそここまで1時間くらいかな?
とりあえず後はホコリとか入らないようにカバーして倉庫に保管しておきます |
|
ヘッド外しの際にオイルがベターってかかってしまったので湿っている様に見える燃焼室。
本当は全部ばらしてカムやバルブのチェックもしたいのですが、全て組み上げまでしていただく加工に出すので、あえて今回はそのままにします
ポート研磨のほかに、ロッカーアームの軽量化・カムのボールベアリング化・排気ポートの拡大などの予定です♪
|
|
TW&セローのスペシャリストにお伺いしたところ、燃焼室の加工とかは特に必要ないらしい・・・
っていうかビッグバルブとか部品もないし、そんな余裕のある寸法もないしっ
しかし製造時に出来た?矢印部分の突起?みたいな物は気になるじゃありませんか・・・
別にここもそれ程影響しないらしいので、除去したりしないそうな・・・ |
|
インテークポートです
なんかちょっと湿っている様に見えるなぁ・・・
白煙とかは皆無だったからステムシールがヘタっているとかは無さそうだし
まぁ、今回はTW職人にポート研磨・バルブシートの当たり調整・シールも交換してもらう事になっているから、気にする事ないか! |
|
これが悪評高い、やたら狭い排気ポートです。
カーボンの付着はほとんどありませんでした
ここをザックリ削って大径化すると、ビックリするほど速くなるらしい
ギア比の関係もあって、低中速域とトルク不足も感じませんので、ここもベストサイズに加工していただきます♪ |
|
ヘッドを外す際に着いてしまった?
ちょうどガスケットがシールする外側に深さ約0,1mm程の点傷がっ!
カムチェーンをクランクケースに落とすと厄介だから、つるしておいた針金が邪魔でヘッドが外しにくかったんだよね
まぁこれくらいなら問題ないし、いざとなればヘッド面研でもしましょうか?
この後梱包し、加工屋に送りましたぁ |