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矢野さんの趣味続き


元々変な顔してるのに、サービス?で変な顔してるのはNクン

彼とはクワガタ採集仲間です。

今回私のオオクワから生まれた幼虫を、なんと1ダースもプレゼントしちゃいました!

そのお礼?じゃないんですが、彼に菌糸ビンの購入を依頼してあったので、届けに来てもらいました
菌糸ビンとは、クヌギの木を細かく粉砕したものに平茸(ヒラタケ)?の菌をしみこませた物です。

オオクワの幼虫はこの菌糸のえさを食べる事によって、自然界ではありえないサイズにまで大きくなるのです

ですから80mm!とか言っているのは普通じゃありえないのです

まずは割り箸で幼虫を入れるための穴を開けます
前回紹介した、プリンカップに入れた幼虫です
もうこんなに大きくなっちゃった・・・

周りもウンコだらけだし・・・ 

ここまで大きくなってしまうと、ここからどんなにたくさん食べてもそれ程大きくならないんですよ

もっと小さいうちから食べさせておかないと・・・
巨大赤ちゃんを作るようなもんですよ
雪のように白いのが菌です

菌は寒いと以上に繁殖して、数日でニョキニョキきのこが生えてきます

幼虫の頭を穴に入れます
そうするとムグムグと潜って行きます

このときに、先ほどまで入っていたマット(土)や木のカスを入れてあげるといいそうです
今までの所のバクテリア?が必要らしいです
Nクンはとても良いアシスタントです♪

前回のプリンカップには幼虫と卵を入れておきました。

Nクンに1ダースあげたので残り16個でした

しかし11個からしか幼虫が出てきませんでした・・・

う~ん・・・7割り切ったか・・・
でもNクンに上げたのは100%だったらしいから TOTALで82%だね!
幼虫が入れられた菌糸ビンたち

あと残りも頑張らねば!

因みに頼んだのは1ダースでした

でもNクンが買っている所のは結構安くて、送料込みで¥4,600!

1個あたり¥380位じゃ安いね♪

今まで頼んでたのより半額近いじゃん
嬉しそう?な幼虫クン

モグモグ食べてます♪

この菌糸ビンサイズは1、4サイズで、私が最も好んでいるサイズ

これよりでか過ぎても食べ残しも多いし、小さいと蛹室(サナギシツ)が狭くてあまり大型が出てこないんです

因みに私の取った統計ですけど、メスは蛹室を最下部に作る傾向があります
これは前回、産卵木を割った時の木です

ここに絶対取りきれなかった幼虫たちが潜んでいるはずです

ええっ!? こんな所にいたぁ!? みたいに、思わぬ所から出てくるのです
ほらね・・・いた!

しかも結構でかいじゃん!!

この調子で探して言ったら出てくる出てくる!

木を食べ終わって下に敷いてあったマットに潜り、マットを食べているのもいます
なんと! 卵発見!!

大きさは米つぶの半分位の大きさ

きっとまた出てくると思うので、先ほどの木も、細かいのは処分しますが、大きいのとマットは残しておきます
合計7匹の幼虫と卵1個が出てきました

あぁ・・・また菌糸ビン頼まないと・・・

結構金掛かるんですよ・・・
今回ビックリしたのがこの頭が白い!というか半透明の幼虫です!

おしりに脱皮した時の皮が付いていました!

ひょっとして脱皮した時はこういう色なのかな?

でもどんなのが出てくるのか楽しみ♪

奇形なのですが、ホワイトアイが生まれてこないかな~♪
さぁ!一段落着いたところで、倉庫奥にお片づけです
このまま来年の夏前まで放置プレイです
マニアは常時22~23℃にエアコンを設定した部屋に菌糸ビンを入れて長期間保管します。 それは幼虫にまだ冬なんだ!と思わせてずっと餌を食べ続けさせて、ブクブクと巨大化した幼虫にさせるのです
そして季節外れに常温に戻して、蛹ににさせ、その後巨大な成虫が出てくるようにするのです。すごいでしょ?