|
今回は普段ドリフト練習用に使っているS14のメンテナンスのご紹介です
先日富士ショートコースを走行後、何か拭け上がりが悪くなってきたので様子を見てみる事にしました。
S14前期なのでお約束のライトの黄ばみが酷く、当店のレンズシフレッシャーのいい素材として使用しております
|
|
スペックはパワーFC&ブーストアップ・ラジエター・オイルクーラー・インジェクターといたってライトチューン
足回りは車高調・メンバーカラー
LSDと強化クラッチと本当にドリフトをする為の最低限のチューニングに留めております。
でもさすがS14! とっても乗りやすく、充分速いです♪そしてセブンと違って、全く壊れる様子がありません |
|
プラグを見たら真っ黒だったので全て外してチェックを。
ついでに全てのシリンダーのコンプレッショんテストを行うことにしました。
熱くなると厄介なので、冷間時に測定しました
1番 クランキング速度約250rpm
およそ10キロ! |
|
2番 クランキング速度約250rpm
およそ10キロ!!
前にも説明しましたが、圧縮は気筒間のズレが無く、基準値に近い方が望ましいです
今のところ1・2は殆ど同じです
これが1番10キロ・2番10.8キロとかいうと望ましくありません
|
|
3番 クランキング速度約250rpm
およそ10キロ!!!
ここもピッタリじゃん♪
このままの調子で4番も同じでいてくれよ・・・ |
|
4番 クランキング速度約250rpm
およそ10キロ!!!!
結果報告です
1番 10,1
2番 10,0
3番 10,0
4番 10,0
つまり圧縮は問題無しでした♪
|
|
お次は点火系です。
以前イグニッションコイルの接触不良から拭け上がり不良が起きたので、そこを見てみる事にしました
以前から、といってもかなり前ですが、接点改質剤なる商品(ナノカーボンとかいうヤツ)を持っていたので、それを塗布する事にしました |
|
バッテリーの端子やプラグとキャップの接点、コネクター等にナノレベルのカーボン剤を塗布することによって通電性能が大幅にアップするらしいです
ヘッドライトが明るくなったりもするらしいです
たしかこの商品、3000円近くすると思いました
|
|
黒いペンみたいな物の先にフェルトっぽいのが付いていて、そこにカーボン剤を塗ります
プラグの左にある容器にうっすらと黒いのが見えますよね?
そこにほんのチョコっとだけ液体状のカーボン剤が入っております。
たしかダイヤモンドも入っていると言っていた記憶があります
|
|
御覧の様にヌリヌリします
塗布する事によって表面のボコボコした所に潜り込んで、接触する面を増加させるらしいです。
実際にどれだけ善くなるか解りませんが、シルビア系は接触不良が多く、トラブルが多発しているので、やっておく事に損はないと思います。 |
|
イグニッションコイルの接続部にもヌリヌリします
うっすら黒くなる位で充分との事です
作業後にエンジンを始動しましたが、キチンと4気筒とも火が入っていたので、この作業的には無事に済んだようです |
|
他に原因はないかと色々見回していたら、見つけました見つけました!
これです!純正のブローオフに代わってHKSのブローオフが購入時から着いていたのですが、気にもせずそのままにしていたら、メクラキャップが切れていました
それもそのはず! だって純正のも作動するように配管されているんだもん
これじゃあ開放する事が出来ずにキャップに負担がかかる訳だ! |
|
っという事で取り外した純正ブローオフ(リサキュレーションバルブというのが正式名称)。
これを分解すると解るのですが、これを付けていると、ブーストがリリーフ(漏れの事)してしまい、立ち上がり性能が悪く、結果遅いのです。
たぶんキチンと出来ているんだろうと勝手に思い込んでいた私のミスですね
とりあえず外す事にしました |
|
指で指している所にふた状のパイプを取り付けて対処しました。
その後始動チェックをしたらすこぶる調子が良くなりました!
やっぱり中古で購入した場合はキチンと隅々までチェックが必要ですね!
特にチューニングした車の場合は特にね!
さぁ!もっと練習しよっと♪ |