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パワステラック修理


悪夢の重ステ走行でなんとか帰ってまいりました・・・

もう重いなんてもんじゃありませんよ!

おかげで腕が筋肉痛になりましたよ

さて今回は壊れたラックを新品同様のリビルト品に交換です

安いし保証も付くのでこれで充分です
まずはタイロッドのブーツを外します

ブーツは切れていませんでした。そのまま固定バンドをニッパーでカットしたら、やたらとフルードが出てきます・・・

これって僅かに漏っているんじゃないな???

案の定ブーツをずらすとドバーッとパワステフルードがっ!

ワッシャーを入れる時から若干滲みはあったような感じはありましたが、まさかここまで酷くなるとは!

ブーツが切れていたらコース上にフルードをブチまいていた事でしょう・・・

やはり古い車は故障は仕方ありませんね・・・
ステアリングシャフトを外します

タイロッドもエンドを残した状態で外します

新品に近い状態のタイロッドが付いてくるので、前回付けたスペーサーとかももう一度付け直しです
比較的にラックの取り外しは簡単に出来ますので、短時間で取り外しできます

さぁ今度は取付けです

この様にラックに付くブーツもタイロッドも良い状態のが付いてきますので、ヘタにここを交換するのなら思い切ってまるまる交換した方がお徳かも

取り付け部分を綺麗に清掃してキチンと確認しながら取り付けします
本当はスペーサーなんか付けなければブーツを外す必要はありませんが、今回は外さざるをえないので、外しました

前回チョット気がかりだった部分のチェックもしたかったので、丁度よかったです
こちらは助手席側です

ラックアダプターを付けた状態でどこまで移動するのかチェックしてみたら、本来移動するであろう黄色線の寸法12mmのうち、約4mm位は使われていませんでした。

S14とかローレルは全部移動するのかなぁ? 因みに反対側は奥まで移動していました
寸法的にどうやっても最大切れ角は左右で差が出てしまうようです
締め付けを確認してフルードを入れます

エア抜きの為にエンジンを始動せずに左右めいっぱいステアリングを切り、ポコポコとエアが出てこなくなるまで繰り返します

その後はエンジンを始動してエア抜きをします

初めのうちは泡立ってしまいます

めいっぱい切った時に凄く泡立ちますが、少し戻してしばらくすると泡立ちが治まります
しばらくするといっぱいに切ってもこれ位しか泡立たなくなってきます

因みに使用しているのはオメガのフルードです。これはサーキット走行をして高回転に回すと、泡立ちして噴出してしまう純正みたいに噴出す事はほとんど無いので、とても好評なんです♪
しばらくするとこの様にほとんど泡立ちはなくなります

めいっぱい切ると多少出ますが、それもだんだん減ってきました

おそらく数日間すれば綺麗に無くなる事でしょう

無事にラック交換を終えて、軽~いステア操作であらためてパワステのありがたさが解りました