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ステージア改造・トラブル編①


ここからは第2章として、各部のモディファイ・トラブル等をお伝えしていく事とします

まずはまさかまさかの足回り変です・・・

運動性能とルックスを考えるとやはり18インチが無難と考えた私はこのホイール(ワークのXT7ね♪)を選びました

本当はもうチョット軽量なホイールが良かったのですが、どーしてもオフセットが合わず、悩んだあげくの末、これにしたのです
でも結構カッコいいでしょ?
立場上違法改造は×なので、なんとかギリチョンマッチングを狙っていきました

まずは34GTRの9J-18+30をはめてみた結果、インナークリアランス1センチ弱(ショックとの間ね)、アウタークリアランス8ミリ弱だったので、9,5J-18+30を選択しました

はいた感じはバッチリいい感じで、シビアに計算したお陰でピッタンコでした♪

他のホイールですと、+38とか35、又は20位と、どっちにもダメなものばかりだったのです
見る角度によっては んっ!?と感じるかも知れませんが、ギリOKです

タイヤはヨコハマのSドライブを選択

このタイヤ、サイズによってはダンロップのルマンみたいに元々ヒッパリ気味の形状をしており、スポーツカーのギリチョンマッチングにはもってこいのタイヤです

因みに235/40-18です。 このサイズの適応リム幅は9,5Jまでなので、決して違法なヒッパリでは あ り ま せ ん
見てください!ショックとのインナークリアランスはこれくらいあります

スプリングシートとはもう少し少ないですけど

ただ、ここで問題発生!
段差で内側がショックと干渉します・・・

なんでだぁ!?
シルビアとかスカイラインと同じ形状なのに?

シルビアとかじゃぁ問題ないじゃんっ!!
とりあえず対策を考えねばなりません
まずは基本のブッシュの調整です。

これは通常使う車高を基準とした、アームの取り付け角度調整です

アームに圧入されたブッシュは、ねじれブッシュで、固定された部分を基準に上下するとブッシュにねじれ(反発)が発生される仕組みになっています

写真はショック取付け部を外した際の図です
まだ、アームは純正を基準とした位置で固定されています
ロアアームに当て木でジャッキアップします

その際にブッシュを固定している部分のボルト・ナットを緩めておきます

HKSと書かれたステッカーよりも上に取付け部が来ていますよね?

ここが私が通常使う車高位置での、アームの本来の角度です

10センチ以上 上にあげたかなぁ?
各ブッシュをキチンと締めて、ジャッキを降ろすと御覧の様になります

二つ上の画像と見比べてもハッキリとお解りになりますよね?

この状態ではハブの重さで下に垂れているので下がっていますが、ブッシュは規定の位置で固定されています

各メーカーの車高調はこのブッシュのよじれを想定して設計されていますので、ピロブッシュにしてしまうと、フニャフニャした感じになってしまいます
同じく左側の図です。こちらは干渉してしまうクリアランスを測定する為にホイールをつけてジャッキアップです。

先程の話に戻りますが、フルピロとかにしてしまうと、今までと同じような感じではなくなってしまいます。 ブッシュのねじれ(反発)があっての設定です。 ピロの様にねじれが無いブッシュを使う場合は、それに合わせた特性のショック&スプリングにしなくてはなりません。

あとリフレッシュがてらに強化ブッシュにされる方もおりますが、硬いブッシュは反発も強いので、結果乗心地は確実に硬くなります
うーん・・・

かなりストロークさせた状態に近くさせたのがこの図です

シルビアは当らないのになんでだ?

特にシャコタン走りをして坂道を斜めに上ったりする時によく干渉します

ひょっとして・・・ 2WDグレードはスタビが着いてないからか?
ホイールを外してキチンと締め上げた図です

右側と同じ位置に来ていますよね?

でも今回のこの作業は、むしろストロークさせたくない?私には逆効果の作業です・・・

だってここからねじれるんですもの・・・

ねじれきっていれば反発でストロークしにくくなるでしょ?
多少車高を変えたり(上げた)して干渉を防ぐ対策をしてる私・・・

最初から専用品使えば問題なかったのかなぁ?

でもリアにヘルパーSP着いていたらこれと同じ結果だよな?・・・

9,5Jなんか決して太すぎる訳でもないし、シルビアじゃ問題ないのに!

たぶんこれスタビの問題でしょ!?